「人間じゃない」を含む小説

『銀のベナンダンテ』本編開始約四年後、本編最終決戦の二年半後〜三年後くらいのお話です。本編の内容を全く知らずに読んでいただいても全然大丈夫です🐈←これは無関係なねこさんです 10…

子供のころから生きるとは、人間とはなんぞやといつも疑問に思って生きていました。 些細なことも逃せない私の性格はすべての物事を深く考えることに特化したみたいです。 私の人生観から何…

魔王とその従者であった人間の女との間に生まれた子供である俺…ガイは、子供のころから残虐で、大勢の人間や生物を殺めていた。 そんなとある日、魔王城に攻めてきた女によって日常が一気に…

２１世紀の末、遺伝子工学の進歩により、家畜やペット、はては人間までもが改良され、生活は豊かになり、人々は平和な日々を謳歌していた。そんな世界にも関わらず、ベンという青年は不幸にも…

1972年、香港。日本の大手映画製作会社に所属する俳優・葛原二式（くずはら・にしき）は、香港の映画製作会社であり東洋のハリウッドとも称される姚神狐（ヤオシャンフー）有限公司に招か…

人生で一度もカルビを食べたことがない人間が、架空のカルビ肉のレビューを書きました。 第６回 私立古賀裕人文学祭、テーマ「架空 “☆1” レビュー」の参加作品。

日記代わりに退院まで書く予定です。 入院予定期間は二週間。 本当なら来週一週間は仕事で忙しい予定だったのですが、帰ったら死ぬ言われたので入院することになりました。 追記 過去の…

ある電話交換手の過去 怨み怨んで楽しくお仕事 第1話で本人は過去を語っていく。2話以降黄泉では、その苦労と怨みをひたすら！人間に似た人外、大変気持ち悪い、気味悪いものもありますの…

魔法使いのアガサは、月明かりの雪の日にしか採取できない『月の雫』を採取に出かけた森の湖で、大怪我をした大きな犬？をみつける。月の光を溶かしたような美しい姿に惹かれ、家に連れ帰って…

人と竜というのは、とても特殊な間柄だ。 そのなかでも、「涙竜」という竜は特殊すぎる。 　――「涙」を糧として生きるなんて。 　 そして。ある森に、涙竜に育てられたという、少…

※応募要項により、結末までのあらすじです。ネタバレしたくない読者さまは、ここからあとを読まないでください。 あらすじ 　あの島に近づいてはいけない—— 　人魚伝説の残る地で…

奇妙な成り行きで借金を背負うことになった園山　普人。 彼は借金返済のため、天麻と名乗る男から奇妙な仕事を請け負うことになる。 アパートの一室に置かれたレトロな黒電話。 その電話…

音声や文章を自動翻訳する“翻訳脳”を人間が脳に搭載している現代。言語の壁を乗り越えた人々は翻訳脳以前の人間の素朴な文章を求め、海外のアンティークの日記を読み物として愛でるようにな…

亀居　椿は文章を書くことが好きな人間であった。「カメリア」というハンドルネームでブログを運営している。 彼女には天敵がいた。それはブログの記事分類で一番の数を誇る「椿象」であった…

「俺たちが異世界に憧れを抱くなら、向こうの人間もこちらの世界に憧れを抱いてるんじゃない？ほら、深淵を覗く時深淵もこちらをのぞいているっていうじゃん。」 私たちが普段憧れている異…

【結末までのネタバレが含まれます】 若手劇団員であるラルフはいつものように稽古場で練習をしていると、同じ劇団の仲間である御園の幼なじみを名乗る斎藤から、御園と連絡が取れない…

魔法の道具を生み出す『聖女』が生まれる国、エッフェルト王国。 　そこで8歳から10年間戦争のため徴兵されていたサク・ブルーノアは、ある日勤めていた技術試験局への王族視察で、第一…

私、吉岡朱里　19歳。いつも大学の先輩に苦しめられている。そのストレスで強迫という症状を発症した。 ある日、その強迫を火薬魔法に換えて花火で愛を遺す術を手に入れた。