繊細に生まれた私ができること-HOW TO LIVE and LOVE THIS WORLD-

Snow night

私という人生を通して伝えたいこと

 なぜこのような文章を書こうと思ったのかという理由から話したいと思います。単刀直入に言うと私のような辛い思いをする人がいないようにと心から願っているからです。何年か前からぼんやりと自分の経験と人生観を書いてみたいと思っていました。どんな形で残せばいいのかわからなかったのですが、文章で伝えるのが個人的に楽なのでそうしようと思いました。ただ、心理学の話だけをしてもいいのですが、他の方が上手くまとめていらっしゃいますので、私は違う方法で伝えようと思います。私はネガティブな経験を沢山したと自負しているので、それを少しでも役に立てたいと思いました。そして、私を癒してきた相棒ともいえる自分の詩を添えてみたいと思います。また、私という人物像がわからないと共感できにくいかと思いますし、安心感が得られないこともあるかと思いますので、簡単に自己紹介をしたいと思います。


 私の性格は子供のころ人見知りが激しく、内弁慶で、卑屈であまのじゃくでネガティブな性格でした。そのころは人と関わるのが嫌いではなかったのですが、なぜか小学4年生のころから性格が暗くなり、女子特有の友人関係が苦手になり、人と関わることが嫌いになってきました。そこからは、陰キャの極みのような暗い海底をさまよっているような日々を過ごしていました。

 そういう性格をもち合わせたまま、中学3年生、高校3年生のときに不登校を経験しました。原因は、中学の時は友達関係、高校の時はストレスとトラウマのフラッシュバックのようなものと考えています。中学の時のトラブルは一番のトラウマになり、軽度PTSDになったと自覚しています。大学は心理系を学び、その後、就職難民になり、ニートを経験しました。そして資格を取り、社会人になった経緯があります。社会人になっても、うつ状態、適応障害を患いました。

 学生時代に精神的にも底辺、社会の立場的にも底辺を経験したと感じていました。その当時はわからりませんでしたが、過去を振り返ったときにたくさん生きづらさを抱えていたと思います。自覚しているものとして、同年代の人(特に女子)が苦手、対人恐怖、うつ状態、自暴自棄、自分への攻撃性の高さ、自尊感情の低さ、自己嫌悪、精神基盤の不安定さ、自己受容不足などを抱えていたと思います。本当に生きているだけで辛く、感情の底までいったのでこれ以上つらいことはないというところまでいったと思っていました。経験よりも、物事の捉え方とネガティブな性格と繊細さで自分をさらに傷つけたと思っています。

 自分の心の問題があるのはわかっていましたが、人に頼る、心の自己開示をすることが怖くてカウンセリングは受けたくても受けられませんでした。大学にて心理学を学び、分析できる視点が増え、自分だけが抱えている問題じゃないことを確かめられたのは救いでした。ただ本当の意味での癒しは得られなかったのです。私の場合は本当の癒しは自分自身の力でした。いつもしていたことは、詩や文章を書いて自己内観することで答えを見つけていたと思います。すべての負の感情をやり切って見えたものが、私の心を豊かにしたので、この辛い闇の期間は私の財産だと思っています。今、生きているだけで心の底から幸せで、とても尊いと思える一日一日を過ごせるようになったので、少しでも肩の力が抜けるように発信できればと思います。

 そういう経緯と私の人格と性質をもち合わせた人生から見た景色。そしてどのように生きれば楽に過ごすことができるのかとことん向き合った人生を通して、少しでも誰かの心が楽に、軽く、穏やかになるようにと思い書き始めました。過去の自分に語り掛けるように、今の自分を確かめるように書ければと思います。

 それから、心理学や文献ベースに書くことはなるべくしないようにします。癒しを目的にしているので、思考をなるべく使わずに感覚で伝えたいです。すべて私の見解ですので、参考になるところだけピックアップしていただければと思います。

 よろしければ、お付き合いよろしくお願いいたします。

 

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