「鬼」を含む小説

魔物や妖怪と呼ばれるモノが存在する世界。 主人公は、母方の祖父母に育てられた。そして、親から受け継いだ力を武器に、護衛に守られながら人ではないモノを狩るようになった。 この春、…

市立中学で働く太田小夜（おおたさよ）は、 校舎の戸締まり中にとんでもないものに出会う。 小夜の受け持つ二年三組の教室に、鬼がいたのだ。 「鬼じゃなくて、多分生徒だよ」 追いかけ…

「もう死にたい……」 ブランコに座っていたはずのわたしが次に目覚めたのは、なんと三途の川岸。 船に乗って行けばあちらはもう地獄。 怖気づくわたしに声をかけたのは、小さな鬼の子、春…

ある夏の日を境に、紗良の夢に現れる白髪の彼。彼に縋りついて泣く女は、はたして誰なのだろうか

　桃太郎が鬼退治をしてから、30年が経った。当時9歳だった桃太郎も、今はごく一般的な中年男性となっていた（だいぶ力が強いこと以外）。そんな時、なんと鬼が蘇った！！！！だが、令和の…

戦国時代の日本のような土地でのお話です。 とても強い、異常な程の強さでありながら、人であろうと旅をする人ならざる男の話。

15世紀フランス イングランドとの長きに渡る戦いに勝利の文字が見えてきた頃… フランス北西部のブルターニュでは、少年が次々に消えるという事件が起こっていた。 領主ジル・ドゥ・レ…

時は室町、戦乱の世の日本。 人食い鬼が出ると噂の山で、男は不思議な白装束の旅の坊主と出逢う。 道中、坊主の口から語られるのは、賽の河原で出逢った一人の子供と鬼の物語。 所詮此の…

【中華×天気×アクション！！】 　ゲリラ豪雨の中、蓬木朝菊が出会したのは首無しの化け物だった。そいつを蹴りひとつで吹っ飛ばしたのは中華風の衣装を着た女の子だった！？ 「三年以内…

記憶喪失の私を拾ってくれたのは、ドＭな変態の三十代の駄目男（自称探偵）。私は《贄人》であるコウやカズマたちと一緒に騒がしい日々を過ごしていたけれど。 ……どうやら私は人間ではなく…

警察官として、善良な市民の為に働く主人公、野神 衛（のがみ まもる）。 ただ、それは表向きの顔で、彼の本性は密かに犯罪者を切り刻んで楽しむ、殺人鬼だった。 そんな彼の近く…

性癖：恋愛感情ゼロの凸凹男女コンビ 性癖：殺し屋VS殺人鬼 性癖：洋画っぽいやり取り 性癖：喫煙シーン ……その他諸々。 　アメリカで話題になっている無差別殺人鬼・トリガーハッ…

世界と人の安寧は神に静謐な祷りを捧ぐ巫女によって保たれていた。しかし、それは異界より来る穢れと黄泉平坂の神々によって脅威にさらされていた。人の亜種である妖、その中でも最強と言われ…

◇黒閾《こくよく》のダークブレイズ◇ 　魔法や剣、異能力が世界を占める戦乱の世界。 　その中で敵に戦わずに勝つ、武の究極の一に開眼した最狂の剣士がいた。 ﾞ黒き戦鬼”ガ…

残忍な殺人鬼の手により家族を失った少年『倉元 護』。 生死を彷徨い目覚めた先で目にした光景。 いつもと変わらぬ光景の中で、自身の変化に気づき。 自身の変化に困惑しながら辿り着いた…

昔々、それは本当に昔の頃からの昔の話。 とある村の外れ、一本の大きな道がありました。村人はよく外の村や国に行く為、交易などでその道を利用していました。 しかし、例えどんな屈強…

ホログラムの木々が覆う山がある 山頂には植物遺伝子改造量産工場 そこから川に向かって工場から廃液が直接流され とても人が飲めない灰色の川となっていた そんな川でおばあさんがバイ…

江戸の世となり、八十余年――巷間には妖異が跳梁し、人心を脅かしていた。 嵬空山にて修行を積んだ降魔師・葵は、妖異を討滅するために辺遇の地を彷徨う。 葵がそこで出会ったのは、妖異じ…

私は禍津神の血を引く妖、紅羽。 私を愛しているという鬼が、いつも隣にいる。 送り火の日の宵の口、神隠しを求める人の子に、私は恋をする。 一話読み切り短編です。