「#文芸」を含む小説

セリフで殺し、セリフで解決！ かつてない実験的なミステリーを書き上げること。 無理難題なミッションが文芸部に課せられた。 果たして実験は成功するのか？

（note）文芸雑誌『白百合』創刊号にも掲載。 https://note.com/syusui_221b/n/n055d5deda208

　前日にスカイフィッシュ大量発生事件解決のために右往左往し、疲弊ぎみの水卜班の水卜、ユウリ、流音の３人へ課長から振られた仕事は、とあるそれなりの築年数が経過した団地での怪音騒ぎの…

銃規制が解かれ、一般市民が銃の所持を許可された現代日本。元いじめっ子にして現在いじめられっ子の『わたし』は十八歳の誕生日、すなわち銃の所持を許可されたその日、とある決意をする。 …

短編集『落葉する言の葉たち』からの作品です。どの言の葉たちも分解に時間のかかる作品かとは存じますが、反芻を繰り返し、深く味わっていただければと思います。 ――願わくばどの作品も…

空には目玉、彼方には神々の山ヒマラヤ、粗末な小舟が聖河に浮かぶ。死者たちは自らのし残したことを探す舟旅に出る。甘い、甘いチャイをのみながら――…

「ちょっと、好きって言ってみて」 ある日、意中の先パイから突然告白を強要された楓。 しかたないので「好きです」と言ったら言ったで「ちがうなー」と言われなんだこいつはと思うが、…

SNSで回ってきたマッシュアップ生成サイト：rave。そう言えば見た事無いかなとで、今更試しに数曲のマッシュアップをパブリッシュしたのが、そうハマりました。 AI生成にも関わらず…

自作の掌編小説や短編小説で、ハイファンタジーや現代ファンタジーなどをまとめたものです。 『王の膝』…ある黒猫の独白 『魔王』……その魔王は美しかった 『ランプ置き』…焚き火を囲…

「ねぇ明日太君。今日が何の日か知ってる？」ちょっとおバカな明日太君と恋する乙女の日捲さん。二人ボッチの文芸部員が繰り広げる記念日系日常ラブコメ。 適当な回から見てもそれなりに楽…

文芸部幽霊部員が書いた小説を添削する百合

　KADOKAWAの『電撃の新文芸』より書籍化されました。2巻が2022年5月刊行予定です！ 　この世界では、１８歳になると誰もが創造神から【スキル】を与えられる。 　僕は王宮テ…

　部長の迷言によって衰退の一途をたどる文芸部。大半が幽霊部員となり、いまや残るは部長の石長天彦(いしなが あまひこ)と後輩JKの白菊眞名(しらぎく まな)のみ。 　残った白菊は部…

妖怪に愛され、同時に妖怪と交流が可能なゆえに傷つけられてしまう少女・檜垣咲夜（ひがきさや）。 彼女はある日、同級生の奈良島北斗（ならしまほくと）に呼びだされ、県庁の「摩訶不思議課…

主人公は独り身であったが事実に帰りたくなく、いつもコーヒーチェーンで暇をつぶしていた。そんな折にひとりの少年が現れ……

卒業式間近。速水は教室の窓をぼんやり見つめている。一時限目、チャイムの音が鳴っても担任の櫻井先生が現れないのだ。生徒たちがざわめきだしたころ、凄い勢いで入ってきて、転びそうになる…

「この……ウンコ製造機がぁぁぁぁぁあ！」 薄暗い教室に銀髪少女の怒号が響き渡る―― 純文学作家を目指すも挫折し、国内でも珍しい文学科を備えた高等学校『高村学園』に就職した和久井…

「僕」は毎週金曜日の放課後に東校舎北側の３階踊り場へと向かう。 付き合って一年になる「彼女」の元へと会いに行くためだ。 それが「僕」と「彼女」の取り決めたルールだった。 「彼女…