「〝あの日〟」を含む小説

誰しも、期待してしまうあの日。果たしていくつ貰えたのか。 大事なのは数じゃなくて質、だね。 ありきたりなものを書きたいなーと思ったのがこの作品を書いたきっかけ。 かなーりあ…

あの時、幼かった僕等が選んだのは、別れだった。 そして、月日が流れ、僕はもう１度、彼女へ会いにゆく。 今度は大事なものを手放さない為に.........

この話はフィクションとノンフィクションが入り混じっております。先生！　実名出してすいません　ｍ（＿＿）ｍ　カクヨム３周年記念選手権９日目。『おめでとう』投稿作品。

遺品整理の為に入った母の私室で見付けた。 オレを産んで間もなく死んでしまった母が誰かに宛てた手紙であろう。 封筒にしまわれていて、中身は読むことが出来ない。 どうしたものかと悩ん…

息子の5歳の誕生日、妻が夫に渡してきたのはプレゼント。何故自分に、と驚く夫に妻が告げたのは――。

「海へ行こう」 先輩は僕を車に乗せ、まだ春にもならない三月に、海へと連れて行った。 月と星の光だけが僕らを照らす中、先輩は静かな口調で話し始める。

カクヨム３周年記念選手権『最高の目覚め』中学最後の体育祭。リレーのアンカーとして美加は走る。

ある晴天の日。「僕」が思い出すのは、一昨年の今日。暑くてどしゃ降りの今日だった。今年も去年と同じく、同じ道を、「彼女」と歩く。来年も再来年も、ずっといてくれると思っていた___

桜が芽吹く三月、その日の朝の空気は蒼く見えた。 君と付き合って1年目の春、僕は君とはじめてHをした。

その日、世界は前触れなく開け放たれた。 後に『大開放』と呼ばれるその現象は、一夜にして世界を文字通り一変させた。 『大開放』とは一体何であったのか、その正確な実際のところは今もな…

たった三つのものだけで、あの日のすべてを描き出す。

憶えてますか？ 貴女と僕だけのストーリーを。

小学生だった私と灰色のかわいい君。 あの日の後悔。切ない記憶。忘れられない君。 大切な私たちの家族。 今でも大好きだよ。ずっと大好きだよ。

夏が終わろうとしている。 小説家の君は、あの日からずっと苦しみ続けている。それなのに、私にできることは何もない。 ――私が××だ、あの日から。 とある身内の交流会で最優秀賞をと…

秋田に住む十六歳の大石ふた葉は、東京に住む青年、下條青汰から招待を受ける。 きっかけは、二年前に亡くなったふた葉の曾祖母の遺言状。 「二番目のひ孫のふた葉を、青汰の婚約者にしてほ…

　8月14日が繰り返してる。いったいなぜ？物語は『一通の手紙』から始まる。 「お祭りの夜、展望台で待ってます」ーー 　主人公・拓真のもとに、四年前に死んだはずの同級生か…

ふたりの想いと取り巻く環境。 彼が作り出した、考え抜いた舞台で告げたことと答える彼女の心中は！？

ただの想い出。 とくに教訓もなく、オチもなく、ただ風化しないために書こう。 ……でも、書いてみて驚いたのは、もうすでに忘れていることやあやふやなところが多いということだ。