「童話・童話・童話」を含む小説

いまの世界とは別の世界での「前世の記憶」を持つ一人の冒険者。 魔物との命がけの戦いに疲れた彼は、簡単な仕事を一つ請けました。 『元気が出るものだ、と言って真っ黒い薬を出す店があ…

いま、世界のどこかで起きているかもしれないオールハッピーエンドの、あんな話、こんな話……のつもりでしたが、途中からゆるふわエッセイに変容中（笑）

本来の神様と本当の神様ととある人の子の物語。 ＊＊＊ カクヨム甲子園創作合宿　第3回テーマ「発明」で書きました。なぜかこうなりました。

ある日、教室で将来の夢について聞かれました。 「わたしはいせかいにいってみたいです。」 そう言うと、周りの人たちはわたしのことを笑いました。 「わたしははなやさん。」「おれ…

むかしむかしあるところに、神様に愛された青年がいました。 むかしむかしあるところに、精霊に愛された青年がいました。 むかしむかしあるところに、人間に愛された青年がいました。 す…

その天使の像には、何かが足りなかった……。 表題作の「天使の像」をはじめとした、奇妙な話を集めた１５編。 ※この短編集は、私が書いた「ごたごた短編集」などの中から、１５編を選ん…

昔々ある所に…童話が紡ぐ物語をあらゆる妄想の限りを尽くし魔改造して発展させたお話です。 あの話のあの人は、あの場所とあの状況は、原型を殆ど留めていない誇大話をお楽しみください。…

――白雪姫は私じゃない。 「白雪姫」には二人の娘がいた。 姉は祖母に似たきつい顔、病弱な体にひねくれた性格。 妹は母に似て可愛らしい顔、元気溌剌で甘え上手な性格。…

キャベツ姫は美しい若緑の肌をした女の子でした。彼女はまずい野菜と同じ色であるというだけで子供たちから嫌われています。ある日、彼女はもっと好かれるようになりたいと願い、トマトの実を…

登場人物が選択肢を誤れば、ハッピーエンドはおろか、物語の最後まで辿り着くことなど不可能でありまして……。 1000字程度で、登場人物がはちゃめちゃに暴れ回る！　疾風怒濤の掌編劇場…

2人の男がいる。 ある人物を探す男と情報を提供する男 魔法に堕ちた人物達の話を通じて2人は自らの目的を果たす。

草原で繰り広げられる、アリとサイとひまわりたちの壮大な冒険ファンタジー。どんな困難も一緒に乗り越えることで、草原に再び平和が訪れることを信じて、心温まる冒険が展開します。

ときに甘く、ときに残酷なおとぎ話や童話の世界。 あなたには物語がどのように見えているだろうか。 おとぎ話のお姫さまたちにとってあのハッピーエンドは、本当に「めでたしめでたし」…

小学生のさくらとその母、美咲は、愛犬ユキと幸せな日々を送っていました。さくらとユキは親友のように仲良く、毎日が楽しい冒険でいっぱい。ユキとさくらの絆の深まりが描かれる作品です。

虹の精イリスは嵐の街で病にかかり、洞穴で夜を明かす。 もう走れないのではとイリスは不安になるが、そんな彼女を包んでくれたのは……。

夏はとても暑く、冬はとても寒い不思議な気候の村には氷の子と呼ばれるこどもがいました。 これはその氷の子と村の人達についてのものがたり。

絵描きの清瀬が持つ絵筆は、触れた対象の色をそのままうつしとり絵の具として使える魔法の筆だった。 春、ある目的のため清瀬は真っ白な少年・詩暮と共に色を獲得するため旅に出る。