「短編 人外」を含む小説

その男は神か悪魔か。はたまた、希望か絶望か。 神であれ悪魔であれ、男は【あるもの】と引き換えに願いを叶える。 だが、決して願わないことを願おう。 純粋な子供の夢も、罪深き若者の…

1、配達人は生きている事が罪である。 2、配送体は生まれてきた事が罪である。 3、配達人、配送体はツーマンセルにて終生便りの配達を償いと科する。 4、それらを配り終えた時、それら…

人間に紛れながら生活をしている者たち。 彼らは人間の本質に潜み、喰らう。 それらをさらに喰らうは、人間であって人間でない存在となってしまった男、【雅楽】……

その神は天上の草花を身にまとう。それらはすべて、人間にとっては強い毒となる。 だから神に捧げられる贄たちのなかでも、季神の贄はことさら短命に終わるのだ。 ※別サイトでも掲載中の…

　浜辺の近くの岩場から、海の中に深く潜ると洞窟。 　洞窟をずっとずーーっと進み、花ウミウシの住処を真上に曲がる。 　真上に空いた大きな穴から顔を出すと、洞窟の中に小さな浜辺が広が…

暇な高校生が描く今まで読んだことがない視点による物語 今まで一度も働いたことがない高校生の男子が異世界に転生する物語。 新たにもらった命は・・・まさかのアリ!? そして始まる異…

果たしてこの二人、どこに行くんでしょう？　いつもよりさらに抽象的な感じに書いています。

疫病神との奇妙な同居生活をしていた男が、ある日突然、疫病神がいなくなって落ち込む話です。

本の中に入ってみたいと言うチトセが選んだシンデレラの絵本。特に危険もないと承諾したのが仇となった。眠る彼女のそばに現れたのは、赤いシルクハットの――。 （本屋の店主シキ視点） …

柊つばめは人と人ならざるモノの間を取り持つ調停役である。しかしそれ故に様々な方面から恨みを買いやすい。そこで柊つばめのとおーい祖先は考えた。「強い妖怪やらに惚れ薬を飲ませて護衛さ…

夜の道をひとり散歩していると、道々で様々なモノに会う。 そんな中出会った青年は、「小腹が空いたので夜食を食べに出た」という。 彼の言う夜食とは？　そして、夜食を提供した女性の運命…

不眠症の女が怪物と友達になる話です。

　私は死に場所を探しに深夜、森に出かけた。そこで、好みの男性に声をかけられ、恋をした。 　※短編は苦手だけど、私小説ならいけるんじゃね？　と、ぶっちゃけ暗重エッセイをお話にして…

俺はドラゴンと呼ばれる存在だ。いつもの散歩をしていたのだがそこで人間と出会った。

ちとトガりすぎたぜ…

またしても本の返却を頼まれ、本屋fairy taleの扉を開けると――店内には床一面に本が散乱していた。 本の中に入り、その世界を楽しむことができるという不思議な本屋を舞台にし…

感応力を使うルクスースは巫女として祭り上げられていたが、紆余曲折の末に責任を投げ出す。川で溺死しかけた彼女を救ったのは白髪の男。 過ぎたる力を得た脆弱な娘を精霊が導く、それは国で…

ここは魔物や魔法が存在する、現実とは違う世界。 その何処かにある『帰らずの森』にはとある一匹の恐ろしい魔物が住んでいました。 その魔物の名はミナコロと言います。 ミナコロは…

パソコンでウェブ小説を趣味で投稿している私。夜に画面を見るとなぜかそこには家の近所が映っていた。

彼には大切にしていたものがあった。それをもたらしたのは冬の島を統べる、冬の貴婦人・冬夜。 それは彼の人生を狂わせる——。