「原稿用紙」を含む小説

北海道暮らし四年目。ひっそりとした森の中、木々や鳥の声や風の音に囲まれて過ごしています。 原稿用紙二枚程度で読める随筆・散文を、不定期に追加していきます。どこから読んでも大丈夫で…

■あらすじ 　兄が亡くなった。葬儀のために大阪からバスで島根の実家へと戻った。農家を営んでいた兄は、離婚して子どももいなかった。そんな実家には高齢の母と農地や実家の建物のみが残さ…

原稿用紙二枚程度の掌編です。

三つのお題をもとに、原稿用紙５枚程度（２０００字くらい）の小説を書くシリーズ。 ジャンルは真面目っぽい話やファンタジー、ホラー、コメディなどなんでもありのカオスです。 作者の気ま…

原稿用紙で五〜十枚の初ショートショート集です。不定期です。公開ごとに物語に合わせてキャッチコピーが変わります。

■あらすじ 　野盗退治に向かった藩の討伐隊が全滅した。そのため再度討伐隊が組まれた。谷川左内と柏原衛守は岡っ引きを引き連れて出立しようとしていた。その城門前で、肥富数馬という妙な…

さゆり……。 その美しさに魅かれて近寄ってくる男たちを待ち受ける運命とは？ 雅な平安朝の姫君、その美貌には、恐ろしい秘密が隠されていた。 恐怖と官能に彩られた王朝怪奇小説、原稿…

■あらすじ 　同棲中の彼は役者志望のスタントマン。仕事をするたびに何かしらの傷を作って帰ってくる。 そのことを心配する瀬高有紗はある日、仕事中に彼が所属する芸能事務所のマネージャ…

彼女に会いに、僕は海を渡った 変わらない景色といつもの笑顔 僕は、あいも変わらずシャッターを切った。

長崎の食を中心に町の在り方や筆者の思い出を紡いでいく作品です。 「夕闇や　長崎に告ぐ　鐘一つ」 超高齢社会に差し掛かった長崎を前に、その在り方を遺すべく食を主軸に据えて書き連…

あまり売れないSF作家、降旗久七は遅い時間に地元駅まで帰ってきた。彼の足取りは重く、改札外で彼の帰りを待つ作家志望の女子校生、東儀沙穂。彼女もいつものような快活さも無い。それもそ…

■あらすじ アラサーからアラフォーにになる前日のこと、最近若い恋人ができた私は、仕事からの帰路に若い男子に呼び止められ「俺の翔太に手を出すな」と言われた。その後、再びこの若い男子…

これは、人類による地球の地底探査の物語である。 おそらく、おれの知る限り、極めて珍しい本格地底ＳＦである。 人類は、地底探査を怠りすぎた。 これから最重要になる極限環境探査は、地…

一話当り、400文字以内のショートショート落語臭。 本場の寄席では絶対に聴けない、毎度ばかばかしい噺を、紫紺亭 弁当が、精魂米米クラブ感覚でおくる新作創作落語臭。 爆笑は期待でき…

『量子男と女社長』という本を読んでの読書感想文。原稿用紙3枚です。 　■　■　■ 架空の読書感想文 第三弾 https://kakuyomu.jp/user_events/…

■あらすじ 　買い物帰りに出会った同じマンションの同じフロアに住むご近所さんである三川の奧さんとお茶をした。そのとき私は奥さんから内緒話として「不倫をしている」と打ち明けられた。…

病院で起こる、不可解な嘔吐に亜子は困惑していた。 もしかしたら感染症でも流行っているのだろうか…。 ●「部屋のドアがノックされた」でショートショートを書け（原稿用紙５枚）、とい…

・分類とタグについて 　一応SFと分類しましたが、この話はむしろソシオロジー、つまり社会科学系のフィクションと言うべきで、科学的なエスプリなんかはちょっと薄いです。ぶっちゃけ、斜…

■あらすじ 　朝起きると隣に知らない男の子がいた。昨夜は一体何が起きたのか……。 　その日、大学に行きサークルの飲み会に出ると、まさかのその男子がいて、私の出身を言い当てた。不審…