彼女との過去の思い出を綴った掌編。 短くも切ない話ですが、希望は残るラストが印象的な作品です。
妄想の存在となった彼女に想いを馳せる。物語りは短めで直球な恋愛観は描いていませんが、二人の想い出がひしひしと伝わってきます。悲しい終わり方でもありますが、救いの部分も含まれており、一見長くなりがちな内容を短い文章で纏めていて凄いなあと思いました。改めて読んでみても泣ける名作です。
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