「なかま」を含む小説

この世界には、104人の神様と、そのなかに一人の“カミサマ”がいる。 神様はみな人々を救うために努力し、その中の一人のカミサマは唯一の女性で、ほかの神様の何倍もの力をもっていた。…

茶道家元の流派を受け継ぐ茶道家の長男の二子貝寧（にこがい　ねい）は新しい茶道を広めるために地元の公立高校に入学する。そこでひと際目立つ体躯の葵真中（あおい　まなか）に出会う。寧に…

個人的に不思議な体験をしたと思ったので、したためてみました。 ＊短編です。

空を駆け抜ける黒い馬に乗り、人の言葉を語る白い犬を連れているトヨミ。しかも何やら本人も、不思議な力を持っていて―― ふとしたことでそんなトヨミと知り合ったホキ、ホキの父親カタブ…

東正太はある秋の日のことを思い出す。彼にとって現在であり、過去である大きな流れのなかの一コマ。

ときは大正、婚約破棄された没落華族令嬢翡翠（ひすい）は成金百貨店の御曹司の花嫁にと売られてしまった。けれどこの結婚を回避するには、歌姫になることが必要で！？

中大兄皇子と中臣鎌足による古代律令制度への政治改革、大化の改新。乙巳の変前夜から近江大津宮遷都までを辿る古代飛鳥の物語。 ――馬が足りない。兵が足りない。なにもかも、戦のための…

800字のなかに、39作品のミステリ作品・ミステリ評論・文学作品のタイトルを組み込みました。 内容としては、大したことは書いていないですが、文中の8割のタイトルを知っていたらかな…

魔法に包まれた世界、多くの冒険者がエルフやドワーフ、聖職者などをパーティーメンバーにしているなか妖精五人魔法使い一人の極端なパーティーがいた。

「【既作品不可】エッセイを書きましょう2024」参加作品です。 エッセイを書きましょうと言われましたので、何を書こうかな～と考えたのですが、そういえばカクヨムで作品を公開してい…

人と竜というのは、とても特殊な間柄だ。 そのなかでも、「涙竜」という竜は特殊すぎる。 　――「涙」を糧として生きるなんて。 　 そして。ある森に、涙竜に育てられたという、少…

※応募要項により、結末までのあらすじです。ネタバレしたくない読者さまは、ここからあとを読まないでください。 あらすじ 　あの島に近づいてはいけない—— 　人魚伝説の残る地で…

イーハトーヴの夏祭り。 忘れたことも、出会ったことも、すべては一夜のなかに。

「ここは夢の骨格標本を集めた博物館だ」 おじさんの手の上に乗った小さなガラスケースには、彼のかつての夢が乗せられていた。 在宅ワーカーのぼくは、彼女である芽衣子の帰りを待ってい…

あらすじ 主人公の田中悠人（たなか ゆうと）は、幼馴染の佐藤真由美（さとう まゆみ）に密かに恋心を抱いている。しかし、彼女は学校の人気者であり、彼の気持ちに気づいている様子もない…

フリーのシステムエンジニアとして働く長内は、ある日18歳の美しい娘、塔子と出会った。 夫婦となり、子供ができると妻は故郷である山奥の村に戻って出産したいと言い出した。 愛する妻…

第一章あらすじ 暦は2021年、夏、千葉。 サイバネティクスが進歩した現代で暗殺を生業とする秘密結社「王の月」に、仕事を依頼され生計を立てていた刀鬼、アウトロー春日屋大河は、…

音楽ライターの「私」は、正体不明のシンガーソングライター「フーディエ」に関する調査を進める中で、奇妙で不可思議なエッセイ風の文章やブログ記事を発見する。 ひとつめの文章は、3人…

プロのニート 中川颯太(なかがわ そうた) 天才発明家の母 中川遥 (なかがわ はるか) 2人が人生を賭けた戦争をする。ただそれだけの物語である。

時は、1976年4月。東京。 クラスメイトも、家族も、何もかも嫌になった大人しい性格の13歳・田中達也(たなか　たつや)は自転車での下校中、坂道でトラックに引かれそうになる。 　…