「#切ない #青春」を含む小説

「僕、生きてるの？」 「生きてるよ」 「ふーん……」 「ふーんって……。変な人」 余命1か月の主人公[僕]は、病室で目をつぶると、いつの間にか学校の屋上で倒れていた。 そこで、…

地図には載っておらず、”抱え人”と呼ばれる人しかたどり着けない謎の神社。そこでは夢幻という名の女神が祀られている。 故人の想いを抱え人に、抱え人の想いを故人に伝えるとされている…

重度の心臓病を患っている僕は何年も病室で過ごしてきた。 そんな中、病室に来てくれたのは幼馴染で好きな人である君だけだった。 君とともに生きたい、これだけが僕の望みだった。 最後に…

大学生の凛は、親友のみのりに恋をしている。 自分のことを親友として慕ってくれる彼女に、この想いを告げるわけにはいかない——。 切ない百合短編です。 ※青春アンソロ3「青の墜落」…

忘れないようにかきとめておきます ひとを好きになる気持ち きゃんでぃみたいなとっても甘く レモンのように酸っぱくて ミントのように爽やかな チョコレートみたいにほんのり苦い いろ…

病室で独り静かに死期を迎えようとしていた淳。まだ高校生の彼には早すぎる死を目前に、未練や生きたいという思いが押し寄せる。そんな彼のもとに奇跡が起きた。 一週間という余命と一度だ…

家族経営のアットホーム満載のレトロなミニストアでアルバイトをしている19歳のめぐみ。 ミニストアの隣は路地をはさんでガソリンスタンド。 ガソリンスタンドで勤務するスタッフは毎日…

＜青い空＞ 君は僕に、愛を教えてくれた。 君は僕に、生きる喜びを教えてくれた。 君は僕に、夢を与えてくれた。 でも僕は君に何か返せただろうか…… 虚弱体質の改善のためスイミング…

　東京の吉祥寺のうどん屋で仕事をするヒロタカには、恋人の志帆がいた。いつもヒロタカは、志帆とドライブで遊びに行ったのだが、ある日、違う男と一緒に遊びに行った。ヒロタカは、嫉妬して…

やりたくもないマラソン大会。 いつも同じ足並みで走っていた幼馴染の二人。 しかし、とあるきっかけで二人の足並みは不揃いになってしまう。 月日が流れると共に、揃わなくなった足並みは…

シンイチは、40代の会社員の男性。しかし、後輩が会社の上司になり、恋人が、他の男性と結婚したシンイチは、もう人生に希望が見出せなかった。そんな中、会社のカラオケ大会があったのだが…

古谷圭一郎は、妻の日和を交通事故で失った。 圭一郎の腕の中には、生後5ヶ月の一人娘、朝陽が残されていた―― 「俺が小説家なんて目指さなければ……」 圭一郎は日和が死んだのは自…

よくわからない話、不思議な話、詩が好きな人におすすめしたいです。

大学2年生の僕は毎晩考える。皆が寝静まり、無音な騒音と共に僕の思考は深い夜の闇に溶け込んでいく。 僕には愛する人がいた。大学生だけれど、この先も考えられるような、ずっと一緒に居た…

僕の名前は智也で担任は安田先生。部活の監督も安田先生。世界一嫌いな人は安田先生。 そう、教室では先生 　　　部活では監督 　そんな２人が巻き起こす感動物語を是非。。。

後輩と過ごした高校最後の年。しかし、そんな後輩は卒業間近に亡くなってしまった。 二十歳になり、大学生となった青年、空見《そらみ》螢《ほたる》は何度も訪れた後輩の墓で、出会いから…

バスケ部の「僕」は、部活で疲れきった帰路の最中に不思議な公衆電話を目にする。 そこには『恋の公衆電話』の文字。 現在進行形で恋している「僕」は好奇心に負けて中に入ってみるが—— …

昔から国語が苦手だった爽(さやか)は、高校に入りついに古典で赤点を取ってしまう。 夏休みに補講を受けることになり、そこで出会ったのは、コーヒーの匂いがする夏目先生だった。 先生…

ただ君と話したい。 その想いさえ届かない。 次第にそれは現実から遠ざかっていく。

全三部、完結。 バスに乗って旅をしている青宿悠人（あおやどひさと）は、隣りに座ってきた金糸雀色に髪を染めている女の子に声をかけられた。　 街につくと、次の街へ行くために働き…