「月 短編」を含む小説

　冥土の土産にひとつだけ、あなたの望みを叶えます。 　歴史情緒あふれる倉敷美観地区の土産屋『まほろば堂』。ここに来れば店主の蒼月真幌が地元の銘菓や郷土グルメで手厚くもてなし、手…

「もし日本民俗学草創期の人々が女子高生だったら」 本作は、そんなTwitter上での世間話がきっかけとなって生まれました。 南方熊楠、柳田国男、宮武外骨、井上円了という4人が、女…

自主企画「月刊700文字チャレンジ　2020年8月　テーマ『当たり』」によせて書きました。 このくらいのお題企画が好きなんです…

遠い地にいる彼からの通話を受けた女性。 彼に促されるままにベランダに出て月を眺める。 そこで二人が交わす会話とは……。 関連作品 『LAIKA CAME BACK』 http…

全てのスペックが平均値。 人見知りの激しいモブキャラの俺に、学年一の人気者、水無瀬柚月（みなせゆずき）がなぜか猛アタックを開始した。 意図的にか、無意識なのか、激しいボディ…

雨の中を泳ぐ魚――転校することになった親友と、僕はその伝説を探した。 『二人で雨を泳ぐ魚を見る』。少年たちの小さな挑戦は、しかし――。 季節はいつでもいいんだけれど、なんとな…

「ラストが見事な短編ミステリー特集」で紹介していただきました。 https://kakuyomu.jp/features/16816452218472865308 グランドン王…

満月の夜、男が湖のほとりにやってくるとそこには一人でたたずむ美女が。 話だけでもと思う彼らにはある障害が。

妖精の卵を売り歩く男「妖精屋」と、彼に（なんでか）ひっついている黒竜イェルを添えた、世界と人と妖精たちの物語。やさしくあたたかな読後感を目指しています。短編連作ですのでどこからで…

ショートショートです。

　俺、山岸大介（やまぎしだいすけ）は、高校2年の男子生徒だ。 　自分で言うのもなんだが、顔はそこそこ、勉強はまあまあ、 　運動は少し苦手といった至って普通の男子だ。 　そんな俺…

社員寮に暮らすオレは車を買った。 待ちに待った楽しいカーライフ、しかしこの春先から奇妙な出来事が起き始める。 何かに駆り立てられるよな一人のドライブ、そこで行きつく先はいつも墓地…

カフェに憧れた少女 カフェを作りたい少年 この二人が出会ったのは 宇宙でした。

2009年3月に書いた掌編。 この年の春一番は2月13日でした。 少し早い春風に背中を押される、2月14日のある女の子のお話。

月～金　毎朝更新（予定）の、ショート学園四コマコメディー小説です。 気軽にのんびりとお楽しみください。 出席番号２５番　保坂立哉（ほさか　たつや） 　　　　　　　めざせ笑いにあ…

彼が生きた歴史が消えてしまうのなら、私はそれを紡ぎ続ける。 君の長い夢が、終わるまで。 貴方の暗がりを、月が照らすまで。

とある誰かに赦しを与えるための贖宥状です。 読切短編、2019年5月ごろ執筆

「雪」をテーマにした掌篇。2009年1月に完成。 掲載にあたり少し手を入れました。

読者企画や他サイト用に書いた短編をまとめてみました。 ワンアイディアの即興小説が多めです。「普段だったらこういうの書かないだろうなぁ」という、変な作品倉庫、とも。 独り立ちに至…