「何でもござれ ファンタジー」を含む小説

23.09.03 完結しました。 はじまりの精霊は、人の祈りからうまれたと伝えられている。 ゆえに精霊は人に惹かれ、己にとっての唯一と出逢えれば、嬉しさのあまりに、名を呼んでく…

とある場所にある島国アスタポリカ。 この国は戦争、犯罪、貧富の差もなく、資源も豊かで、そこに住む国民は何不自由なく平和に暮らしていた。 だが、そんな国にも一つだけ問題があった。 …

「ただでさえ“魔力なし”の役立たずのくせに、パーティの資金まで横領していたお前をリーダーとして許すことはできない！よってレイク、お前を“雷竜の咆哮”から追放する！」 探索者とし…

『わたし』は金耀樹《きんようじゅ》。世界の上に根付いた一本の古木だ。 長い間、わたしはひとり佇むだけだった。何も変わらない日々、音もなく流れていく季節。これからも変わらず静かであ…

※(注)本作はビューワー設定の文字サイズ「中」に最適化しています。 それ以外だと自動改行により読みづらくなっているかもしれません。 ※(注2)本編が一段落したら見直して修正する…

美術館の受付を退職させられた夕（ゆう）。彼が帰宅すると奇妙な三体の着ぐるみが家におしかけていた。チョロ助、もぐん太、ポムりんと名乗る彼らは自分たちはチョロん島という奇妙な島から出…

気まぐれに追加していく短編集。 ＜基本ルール＞ ・1話ごとに世界自体がバラバラ。同じ世界での話はなるべく書かない。 ・書き方の形式には拘らない。ただし、分かりやすいようにタイトル…

　日本で生まれ育った少年、相馬は冷めた人間だった。何も目標をもたず、何にも熱をもたずただ何となく生きていた。 　ある日彼はトラックに轢かれて異世界に転生してしまう。 　エルフに転…

　横浜の海の埋め立ての際に、発掘されたものがあった。それは、明治・大正期のものだとされているけれども、なぜそこにあるのか不明だった。 　そこには一つの都市があった――そういう話題…

太平洋戦争の真実は、日本の先走った奇行だけではなかった！ゼロファイター勇二曰く「日本は二大政治家に因って嵌められた。」 悉く日本が瀬遠征攻撃を仕掛ける様に立ち回った二人の政治家に…

四百万人に一人しか当選しないプログラムを途中で蹴ってしまった。 現実世界とファンタジー世界がつながってから約一年。 十八歳の高校生、深道慎也（ふかどうしんや）はかつての勇者が主…

全ての世界の魂の総量は決まっている。 だからこそ生命は転生を繰り返す。何度でも。 世界の危機に立ち向かう者――――勇者。 神に選ばれ、世界と人々を守る使命と力を与えられた最強の…

　彼――――煌司が目覚めた場所は、果てしなく続く草原だった。 　風に揺れて金色に光る草々が揺れる不思議な場所。稲穂でもなく黄金草でもない。現実に存在するとは思えないような不思議…

子供の頃から頭脳だけは少しだけ秀でていたケント。しかし頭脳と裏腹に運動面ではからっきし。 それでも何かの役に立ちたいとずっと思いながら育ってきた。 善政を敷く領主の元、貴族も…

神が君臨していた神代。そして神同士、人同士の長い戦いを乗り越えた人類は、地界と魔界、勇者と魔王という新たな戦いの形を確立した。そんな勇者と魔王、地界と魔界の対立が当たり前になった…

　俺は雷に撃たれたはずなのに― 　１４の頃に戻って来ていた。眼の前には『この世界』に居たはずの俺の死骸。 　 　俺こと神崎鳴（かんざき・めい）は雷に撃たれて、過去の可能世界の一つ…

　魔王が復活してから十五年。人類は魔王軍に徐々に追い詰められ、虐げられていた。勇者は何度も誕生したが、全員敗れ命を落とした。そう、勇者たちには、ある＂スキル＂が付与されていてーー。

＜異世界召喚に巻き込まれて得た俺の特殊能力が恋人消失【ヒロインズロスト】だったことで、恋人たちが次々と不幸な死に見舞われてしまう＞ 　重杉愛訝【アイガ】。現在無職だが恋人は…

父の仇であるはずの魔王と手を組んでまで勇者が求めた物とは何だったのか、そして勇者は父の仇を討つことが出来るのだろうか。

とあるバーにて、若いカップルが何か深刻そうに会話をしているが……。奇妙な後味の残る掌編。 この短編は、クロノヒョウさんのお題企画『第47回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画…