「語ります」を含む小説

これは誰かの回想。泡沫の夢幻。後悔の語り草。 ……少年少女の青い思い出。 ※令和1年度びぶりお文学賞落選作品。部分改稿を経て此処に供養致します。

当時3歳の僕はウルトラマンと出会った。 そして今、ウルトラマンについて少し語りたいと思った。 のんべんだらりとウルトラマンの思い出を語ったり、解説まがいの独り言を垂れ流す感じなの…

　ソード・ワールド2.5のデータについて、偏見10割くらいでだらだら語ります。

友人・ビルが経営するバーにやってきたジョンは、ゆうべ自分の身に起きた奇妙な出来事を語りだす。 優雅なカルメンとともに明かされるジョンの不可解なタイム・スリップが物語る、救い難い真…

項羽と虞美人の離別の場面です

とある教会に一人の少女が尋ねてきた。 罪を犯した為、告白したいと言う。 懺悔室へ案内すると、少女は自身の過去、思い、そして犯した罪を語り始める――。

カナタ国立魔法学院で教師をしている葉太は、桜を見に公園に来ていた。そこで偶然会ったのは、彼が担任をしている生徒である桜子。 桜を見る彼女は、学園での彼女とは様子が違って見え、葉太…

夏江が結婚するらしい。まさか、恋人の影なんかまったく感じなかったのに。私の心臓はドクドクと私を強く叩いていた。

謎解き短編です！ 一人の男の人生を追う11回の語りから、彼の正体を当てる推理小説です！ 細部の表現に注目すると、簡単に解けるかも！ 正体が明らかになるまでの1300文字！

深夜の自宅、ソファーでくつろぐ一人の青年。 そこに妹の文月が知らせてくれた話は、切羽詰まった様子ながらも何か致命的な部分が歪んでいた。 家の内側に漠然と発生した仮定の侵入者、…

青木博士はスイフト･タットル彗星の軌道計算を修正した結果、2126年7月12日、日本時間22時頃に北太平洋に衝突することを突き止める。滅亡を前に博士は彗星が迫る夜空を見上げ、少年…

それは2020年の夏休み前の出来事だった。突然のタイムリープに驚きつつ、俺は懐かしく涙を流した。そんな子供の時の思い出。

　好意や勧誘を全てフり続けている、高専生の香月茉莉花は才色兼備と頭脳明晰に、損得勘定を併せ持った人間だった。物心ついたころから、得が見込めない話は合理的に全て断ってきてきた。 　…

これは主人公の一人語りの物語です。 今後の世界のIFをありえない形で書いてみました。

タイトルそのまんまのエッセイ――の、跡地（笑） カクヨムに限らず好きなものを「好き！」と叫び、創作を楽しむために色々と考えたりするエッセイでした！　 創作が好きです。全力で楽…

学校一最弱な部活剣道部、その部員は皆ポンコツばっかりだった。

「敗者の街」、「夕暮れの陽」にも関係があるお話です。 ある名家の当主が語る、自身の半生について。 全てを語り終えた時、彼は知るだろう。 人間らしさとは何か、感情とは何か、自分が果…

　一人の男が恋をした。男の名はアンゼルム・ジーケルト。男兄弟ばかりの家で育ち、男ばかりの騎士団に入団し、男ばかりの戦場で二十年以上過ごした立派な『男所帯独り身』を拗らせた男だ。 …