「箱もの」を含む小説

箱の中からは逃げられない

英雄神ヴァスロの敬虔な信者である修道女のファナは冬至祭り前に、母親から不思議な箱を譲り受ける。その箱は大昔から「ロスタルに渡して」という言葉と共に代々受け継がれてきたものだった。…

地表面の9割以上を海が占める海洋型惑星オケアノス。千年前の災厄により陸を失った人類は、巨大な海洋金属生命体の亡骸を利用して建造された方舟に国家を築き、辛うじて文明の火を守り…

断罪された彼女は、神様の手によって助かった。（※重複投稿作品）

『一ヶ月後にあなたは死にます』 まだ湿っぽさが残る梅雨明けのある朝、高校二年で帰宅部エースの関慎輔は下駄箱に置かれたメッセージカード越しに余命宣告を受けてしまう。 〝ラブレター…

多くの命住む青き惑星、地球。 冒険家の父を持つ青年、ソラノ・アサヒは幼馴染のテルツキ・カグヤに連れられて『しあわせの箱舟』なる噂を調べに向かう。 そこで彼らを待っていたのは、謎の…

転入してまだ間もない主人公の高遠ユウジは特別校舎から本校舎に戻る途中、下駄箱前で立ち尽くすクラスメイトの麻峰レイに遭遇する。 レイは同じクラスでありながらも、その完璧に近い美貌と…

青く美しい星があった。自らが初めて知覚したその巨大な命の箱を目の前にして彼はどのような名前を与えるのか……

自主企画の質問企画に答えてみました

パンデミックによる非常事態宣言中に起きたある街の一風景

友達が書いた男の子視点の話。それを女の子視点で書かせてもらいました。僕のは言ってしまえばパクリです。友達の方を先に読むことをお勧めします。『僕と怪物』っていう名前で見つけられると…

たまに更新します

硝煙の世界に降り立った女神の話です。（※重複投稿しています）

「宝箱を置いてくるだけのような無能に、高給を払うわけにはいかない」 冒険者を効率的に育成するための宝箱設置の任についていたヒュージは、国王の一言により、その日限りで免職することが…

このお話は、よくある「妄想」をテーマとしました。現実世界と空想世界の切れ目が 分からなくなった状態ですが、描写したらこういう風になるのかなと思い、描いてみました。

女子校で教師をしている紺谷亜友美(こんやあゆみ)は、ある日自分の下駄箱に手紙が入れられているのに気づく。 その手紙には告白の言葉が並んでいた。 毎月届く手紙。しかし誰か分からない…

　俺はある日を境に、地獄へと堕ちた。最難関ダンジョンと呼ばれる逆塔の下層地帯へと、落下してしまったのだ。 　俺は【変身魔術師】という天職を持ち、変身魔術を得意とする人間だ。最も…

ホラー小説となります。最初の数話からグロ描写ありです。 主人公は塾の帰り道、仕方なく黒猫を殺してしまう。 それがトリガーとなったのか、様々な幽霊と遭遇する事となる。 木箱に住む…