「恋愛（？） 短編」を含む小説

チビで弱くて痩せ男の「孝志」と、デカくて、威圧感たっぷりで、無表情な女「アイちゃん」。ある日を境に急接近していく二人。そんな二人の不思議な関係は、どうなっていく？

三嶋泰は、工場派遣の更新を打ち切られた。手続きを済ませていた彼は、誘いを受ける。 かつての上司河嶋真緒、今の上司上田沙織。 美人美女のコンビは、しがない彼に声をかけた。 「送…

　季節は卒業が迫る春。 　高校三年生の押田勢はやりたいことノートの最後の欄、彼女を作るが埋まってないことに焦りを覚える。 「もう玉砕覚悟で告白するしかない！」 　この衝動は誰…

冷酷な主人公は、その場で求められる感情を「演じて」生きていた。しかし、パーティーで出会ったある女性に強烈に惹かれて、彼の心は大きく動き出す。そんな彼には、告白すべき罪があった――。

犯行現場を見るだけで犯人の心理や事件の全貌を把握できる天才モモが、犯人を思いやる捜査手帳をしたためる物語。

ウザい後輩がいる… いつも前髪で目を隠してて、別に意識してる訳じゃないが胸がかなりある。 ある日、前髪を切れと言ったら翌日切ってきて…ってめっちゃ美人！？ しかも俺に懐いてる…な…

五年前に付き合っていた彼氏と別れた遠野春子。遠野は彼を忘れまいと未練をタラタラにするが、記憶は正直でだんだんと忘れていく彼の姿。

　大学を卒業した後、いわゆるUターン就職してから４年になる。 　同居している両親のいいつけで、隣家から垣根を越えてくる枝の始末にかかった俺……生田費人（いくた　ちかひと）の前に現…

全部、愛。 行き過ぎた愛だったり偏った愛だったり特殊性癖だったりの話です。 「樹」 “吊り橋効果で目の前にいた人を好きになったが、本当に好きだったのは吊り橋の方だった”みたいな…

闇鍋に、何を入れますか？ 鍋を囲む面々が周囲を見回し怪しい笑みを浮かべながら思い思いの具材をぶち込んだ鍋を前に照明を消し、構えた箸でそっと触れたそれを口の中に含んだ時、どんな食感…

依里は夏休みの同窓会で、高校時代にすきだった哲太と再会する。 当時、ふたりはとてもいい感じだったのだけど、哲太の彼女という子が現れて、ふたりの仲はなぁなぁになった。 その彼が隣の…

本作品は「小説家になろう」でも宙色紅葉の名前で投稿しています。 以下に、他の短編作品のURL https://kakuyomu.jp/users/SorairoMomiji/c…

彼女のような人間こそ、この世界に溢れるべきである。

いつも一緒にいて仲が良い由紀と剣成。ある日剣成は由紀の事を友達じゃなく、恋人として意識しだす。二人は公園で開催されるクリスマスパーティーを行く約束をした。だが、その次の日から由紀…

側に海が広がる寂れた村。夕陽に染まる寂寥とした家並み。 逃避行の果てに故郷に戻ってきた二人の男女は、カモメの声に導かれるようにして、あてもなく歩き出す。 逃げて。逃げて。逃げ続…

オタクの僕に奇跡のように出来た彼女。幸せなはずだった。僕の部屋から大切な大切なコレクションが消えるまでは。 ※小説家になろう、エブリスタにも掲載しております。

俺はエマという彼女がいる 小説家になろうにも出してます。

全人類の固定観念を変えられる、つまりゴキブリを全人類好きなれる能力を持つ、黒川心は中学時代、厨二病を患ってそれまで使わなかった力を解放してしまった。その内容とは「黒川心は世界一イ…

　紺色の繋ぎを着た男性が、閉店間近の花屋に入った。花とは縁のなさそうな無骨な男性は、それでも店内をあちこち見て回る。冷やかしではないらしい。 　彼が求めていたのは、告白の為の花束…