「＃夫婦」を含む小説

熟年夫婦が仲良く、緑のたぬきそばを食する大晦日。 妻の奏（かなで）は夫の辰巳（たつみ）との出会いを振り返る。 あの時、年末の寒い駅のホームのベンチでぐうすかと寝ていた辰巳を強引に…

公爵令嬢のリーナは、半年前に侯爵であるアーネストの元に嫁いできた。 所謂、政略結婚で、結婚式の後の義務的な初夜を終えてからは、二人は同じ邸内にありながらも顔も合わせない日々を過ご…

妻から夫への手紙、ほんの小さな、彼らだけの幸せのかたち。

　妻の骨壺をダイニングテーブルに置いたまま、男は緑のたぬきをすする。物言わぬ彼に語り掛けてくるものは、在りし日の妻の面影。男は見出す。20年分の幸せが、一体どこにあったのかを。 …

パソコン教室を通して偶然に知り合った、主要人物が、ローリングストーンズの『ギミーシェルター』の曲に触発されて、新たなる人生に踏み出していきます。

急にそばが食べたくなった狐耳の女は、家主の男にそばを買ってくるように言ったが……買ってきたのは緑のたぬきだった！ これには狐耳の女はブチギレ！？ いやでも見たら食べたくなっちゃう…

村上俊哉(むらかみ としや)と村上透子(むらかみ とうこ)は、互いに30歳の夫婦だ。 共働きで多忙な日々を送る中、二人は些細なことで喧嘩をしてしまう。 タイミングを失ってしまい、…

　新居へと引っ越した新婚夫婦。 　憧れの新生活に二人は目を輝かせていたが、なぜだか違和感を覚えて……？

オートキャンプ場へバイクで乗り付けた男女のドラマです。 赤いきつねが二人の絆をどのように取り持ってくれるのか……。 ーーー 「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストー…

西暦3000年、99歳となった竹崎陸翔（たけざきりくと）は愛する妻・葵（あおい）と死別する。すると、妖精がやってきて、葵が本来は天国に行くはずが、間違えて地獄に送られてしまったと…

数年前に書いていた掌編小説を不定期で上げていきます。昔文フリで頒布した個人誌に載せていたものもあります。 上から順に読む必要はありません。 家である夫婦と暮らすぼく、日常を幸せに…

夫婦間の修羅場を描きました。

ぶらぶら散歩が好きな夫婦だけど、コロナの所為でお出かけが出来ない。そこで、人混みをさけて近所をめぐってみたところ、これが意外とおもしろい。そのおすそわけを皆様に届け。 読んでくれ…

「先輩！ 今日は良いお産の日らしいですよ！ というわけで夫婦になって子供を作りましょう！ 今すぐ！」 一年後輩の少女、四宮 詩（しのみや うた）は、今日も俺――海藤 深月（かい…

特定の文字に恋愛感情を抱いてしまった主人公。 本屋さんのポップにも見惚れてしまい文字のとりこに。 でも急に引っ越しが決まってしまうと……！？ ↓前回の投稿↓ 『ただいま夫婦…

赤いきつねと緑のたぬき。 妻は昼食に買ってきた。 そしてじゃんけんで決めようと言った。 僕はどちらを選べばいい。

社畜女子が竜巻に巻き込まれて異世界に飛ばされるお話。 銀狼の獣人に拾われるが、年齢詐称性別詐称して養ってもらうことにする。 銀狼の獣人は最初から主人公が「番」だとわかっているが、…

夫婦仲保険へと入った夫婦。 ケンカして空気が悪くなると臨時収入が入るように。 しだいにますますケンカの頻度は増えてきて……！？ ↓前回の投稿↓ 『地球が巨大化してなかったら…