概要
緑のたぬきをすすりながら、男は見出す。20年分の幸せのありかを。
妻の骨壺をダイニングテーブルに置いたまま、男は緑のたぬきをすする。物言わぬ彼に語り掛けてくるものは、在りし日の妻の面影。男は見出す。20年分の幸せが、一体どこにあったのかを。
「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト 応募作
「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト 応募作
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