「読者は」を含む小説

　交通事故で、娘を亡くした母は、娘が書き残したネット小説を見つける。その小説は事故の前々日から更新が止まり、30話の未公開の下書きがあった。母は娘が大切にしてきた作者（私）と読者…

『パピーウォーカー』と同一世界。『従僕の恋』の後にあった混血上級貴族の話。 黒髪黒眼の混血の上級貴族は、長女が第一王子の目に留まった時から、国王陛下の友人となり、それまで自分を馬…

「私と読者と仲間たち」か。どうせ作家志望者のぬるい思い出話とかを書きたがるんでしょ？ 水原はカクヨムの短編企画に参加していた。 ありがちな小説を書くことを何より嫌う水原は、他者の…

1926年ごろのイギリスの片田舎が舞台のファンタジーです。 主人公はたった一人で温泉旅行にやってきた女性小説家。 この話、どっかで見たことがある。と仮にあなたが思われたとしても …

　もしピンと気付いてしまったら……。主人公達は読者に何を感じてしまうのか。

創作友達は皆、私の小説を読んでくれる。でもそれって、友達だからってだけ。それって作品に対する評価として受け入れていいものなの？ 悩んだ私は、読者を探して旅に出た。

お題に対してつらつらと書き綴った、ただそれだけです。 これもKAC開催期間が終わったら非公開にするんじゃないかなあ……。

　ここは、とある場所に建つ古い図書館。 　|年季《ねんき》の入った建物の中には、所せましと置かれた本棚に沢山の本が並んでいる。 　そしてそんな図書館に住む、私と仲間たちは……。…

古い大図書館を切り盛りする、盲ろうの司書さまと十五人の子供たちのお話。

五百年前、邪竜の復活によって文明が滅び、地下に沈んだ『魔本図書館』。 司書のヴィオラは意思を持つ『魔本』たちと、誰も来ない図書館で今日も一日を始める――。 ©2021・鳩藍・A…

カクヨムに来なければ、気づけなかったこと。 カクヨムに来たから、出会えたこと。 わたしのミニ・ヒストリー。

俺は中古魔法書販売店の店主だ。その日もいつものように魔法書の整理をしていた。 そんな折に俺は一冊の本を見つけてしまう。タイトルは『私と読者と仲間たちの冒険譚』。 その本を開い…

「私」は小説投稿サイトにて、 自らがモンスターであることをつづったノンフィクション小説を公開する。 「読者」や「仲間たち」からどのような反応があるのか。 疑問だったけれど、ちょっ…

ラウラは魔術雑誌に載せるオススメの本をどれにしようかと迷っていた。 そこに高貴な魔術師仲間がやって来る。 ラウラは思い切って彼女達に相談をする事にしたが……。 ＊KAC2021…

この物語はある病院で、ひとりの参考人が刑事の前で「あの日」を語る物語。 「あの日」は、作家仲間を事故で亡くした友人より「直接会って話がしたい」と連絡を受けた日だった。 それに応じ…

パーティを組んで冒険を続けながら旅を続ける物語「勇者は絶対死にません！」の主人公、勇者クラスタは物語のタイトル通り、死にそうで死なないほどの死闘を毎回重ねることに辟易している。 …

発想と時間不足で物語書けませんでした。悔しいですが、一度見送るとその後延々見送りそうなので、妥協の果てのエッセイ（？）を残しておきます。

目が覚めると私は窮地に立たされていた。 よくわからない「存在」によくわからない質問を投げかけられる。失敗すれば命はない。 一体何でこうなった？

小説を書くことについて悩みを抱えたまま文芸の聖地、カミヤス町に足を踏み入れた冬樹。従兄弟の春臣に連れられて入ったカフェには春臣の文芸仲間“珍道蟲”の坂田と鈴本が待っていた。

世界は物語だ。 けれどもそれらは全部同じとは限らないし、それが物語の形を成しているかも曖昧だから。