「ただわたしだけが」を含む小説

日記形式で書かれた。 小学4年生の少女の話。 壊れた精神は留まることを知りはしない。

床にごろんと転がって甲子園の生中継をぼーっと見つめる父。 いつかは正座して目をキラキラさせながら憧れていたそうな。 わたしはこの父から何を見るのか。何も見なければいいのか。

わたしの前から姿を消したあなた。かつての面影を追いかけ、わたしは今日も旅に出る。英雄たるあなたにもう一度、わたしという世界を救ってもらうために。

どろどろ。まっくろ。 ぐちょり。 ぐちょり。 わたしの犬はとっても可愛い。 だから、修学旅行も一緒に行こうね。

【土曜日22:00　不定期更新】 気が付くとわたしは、見知らぬ世界で、見知らぬ身体の中にいた。 どうやらこの身体の持ち主は、何者かに殺害されたらしい。 そして蘇った今も、命を狙…

ちょっぴりダークで愛に溺れるような短編たち。どっぷりと深い闇に浸かりたい日におすすめなお話たちです。 ※昔に書いた短編たちを、ストーリーを明快にしてリメイクしたものを含め、短編…

荒廃した世界 リディアは王女という素性を隠して日々、警察に見向きもされない犯罪と戦っていた。そんな中、国中で義賊行為を働いていたブルーイーグルと名乗る人物が王都にやってくる。 …

那智風太郎様の自主企画のために編集しました。「月」に関わる詩集です。 既存の詩集『月のうた』より、月関連のものだけ集めてみました。 最後の2つは、昔作詞していた時代のものです。 …

名門エスターク家、そこに「忌み子」と呼ばれる三男坊がいた。 リヒトはその評判を気にすることなく、「無能」を演じるが、ある日、盗賊に襲われているお姫様を救う。 「あなた様の剣術…

年の差ＧＬです。 小説初心者です。 タイトルの『muget』（ミュゲ）はフランス語ですずらんという意味です。 よろしくお願いします。

小学生の「わたし」が引っ越してきた家には、老婆の幽霊が居座っていました。 これは、わたしが初めて「幽霊」というものの存在を意識したときの話です。

秘密の友達と共に夜の街へと繰り出す”わたし”。 それは彼女が今日を生きるための、小さな幻想。

透は昔、罪を犯した。 犯罪とまではいかないが、親友の君嶋と、とある女の子を、その女の子の親友と一緒に傷つけた。 いや、その女の子の親友、紅葉も自分の所為で深く傷つけてしまった。 …

聖女さまは「かわいそうな死にかた」をしたので神様から「転生特典」を貰ったらしい。真偽のほどは定かではないものの、事実として聖女さまはだれからも愛される存在。私の幼馴染も、義弟も―…

わたしたちと近しい、けれど、ちょっと変わった世界のお話です。

　少守学園《すくなかみがくえん》の高等部一年の刷田真希《すれたまき》は 普通の学園生活を夢見て帰宅部で通していた。 　しかし偶然にもバスケ部の部長候補赤坂紅蓮《あかさかぐれん》を…

とある書架整理ボランティアの独り言

魔王の支配による魔族の侵撃は止まることを知らずに進んでいって魔王支配による混沌の世界から人々を救うべく勇者パーティーの一員として最年少メンバーとして魔王城に向け旅の果てで紆余曲折…

亡き愛鳥(セキセイインコ)に捧ぐ

就活に挫折し、ダンジョン探索者になった橋川進一（27）。今日も、彼は義妹の学費を稼ぐため、地道にダンジョンでの冒険に挑んでいた。 ところが、女子高生ダンジョン配信者グループが殺…