「そしてホラー」を含む小説

人はいいよなあ。 近くで咲いている花のように恐怖しなくてすむのだから。

––––人は誰しも崇高なる“精神の宮殿“を持っている。 “超能力“を授かった非常勤講師・桃山。 “それ“はどこから、なんのために与えられた力なのか。 桃山は天から授かった“ギフト…

貝塚弘は高校の同級生だった木村綾乃と偶然再会する。 それはとある銀座の高級クラブでのことだった。 「いらっしゃいませ。初めまして麗香と申します」 その時、貝塚は麗香が綾乃だとは気…

21世紀も半ば。幸せいっぱいの人々の周りには、「無知は幸福の子ども」と書かれたポスターがたくさん。その新常識は、次世代にも継承されてゆく。 読書の大切さを実感できると思います。

平凡な日常が「ノイズ」に侵食される物語

　※本作第一話は、投稿規定に則った、完結に至るネタバレ粗筋です。ご注意ください。本編は第二話から始まります。ただし、本作は、先にネタバレを読んでも充分に楽しめるように書きました。…

・プロローグ ある少年二人が遭遇した怪奇。それはそう遠くない未来に訪れるかもしれない驚くべき凶兆であった。その体験を怪談風の語り口調から始まる展開からお楽しみください。 ・本…

佐奈は同じクラスの山岸に好意を寄せていた。古典の授業で「昔の人は、夢に誰かが出てくるとその人が自分のことを思っている」ことを聞き、山岸も自分のことを思ってくれていたらなとぼんやり…

沖縄復帰後の古き良き時代に生まれ育った青年が、独自の文化や風景に影響を受けながら成長する。彼は厳しい現実に直面しながらも優しい姉と母の温かい支えに励まされ、数々の困難を乗り越えて…

呪われた小説とドッペルゲンガーみたいな化け物の話です。 ※この物語はフィクションです。

企画　雨蕗空何様の企画に参加の短編です。 「同じ文末で物語を〆る企画」 物語のラストを「びっくりするほど不味かった。」で〆た物語です。 お楽しみいただけると嬉しいです。

拙作「桜の朽木に虫の這うこと」シリーズに登場する架空の街・東京都朽木市（くちきし）。 九つのブロックにわかれるそれぞれの「区」の由来です。 ほかのサイトにも投稿しています。

主人公の職業はカメラマン兼雑誌記者。なまいきだけど有能な新人君を連れて、いざ「フツウ村」の不思議な古民家へと取材開始！　……と、はりきる主人公だったが、古民家の外装を見上げたとた…

霊感なんてないけど体験した不思議、なんちゃってホラー体験をエッセイとして書いてみました。もうすぐ暑くなるので、茶請け程度にどうぞ。

本当にあった話。 昭和初期から平成20年頃までのお話です。

幼馴染みの彼女、水咲と同棲している主人公、酒井汐里。同性を始めてから２年、彼女の様子が少しずつ、不気味に変化していく。

話がふくらまなかったもの、オチのないもの、趣味に寄りすぎたものなど、いろんな理由でノートに眠ってたやつ。 暗め、重めのもの多し。 蟄居――重荷を負って海にやってきた者 明滅―…

エスカレーターが終わらない……。