「童話 不思議」を含む小説

　読書と図書館が大好きで毎日のように近所の図書館を巡るゆずは。 　そこには必ず同じクラスの運動おバカこと迷人がやってきます。 　迷人を煙たがるゆずはですが、新しい図書館を見つけた…

偶然雨宿りした骨董店でふと手にした仏頭の過去が、主人公を入らずの谷に誘います。

交わされるべき言葉のない、どこか不思議な、砂漠にまどろむ幻想の物語。

森の奥に小さなお菓子屋さんがありました。 ちょっと変わったお菓子やさんだから、やって来るお客様も変わった人たちで…？ いらっしゃいませ！ようこそ！ そんなお客さまを、店主の少…

夏。海で偶然出会った家出少女・月野真咲と彼女の探し物の旅に出た鳥飼柊悟は 正体不明の男たちや真咲の母親らに追われる事となる。 様々な人の助けを借りながら、真咲の探し物を見つける旅…

人々は海底に根を張る不思議なその木を、ずっと昔に船から投げ出されてしまった少女の名前で呼んだ――。 短編や童話を書くための習作として書きました。一人の少女と一本の木の、小さな物…

御伽噺が大好きなごく普通の高校一年生の男子、御伽有栖（おとぎ　ありす）。 目が覚めると、そこはぼろぼろになった屋内。そして、口の裂けた喋る猫、チェシャ猫の姿が。 顔の無い者、…

図書館に行けなかったとき、子供達への読み聞かせも兼ねて 寝る前の充電。嫌な気持ちを夢の中にまで持って行かないように願いを込めました。

自然とは、私たちに様々な事を教えてくれていると思います。忙しい方は、どうしても動物などに比べて優先順位が下がってしまいがちな自然。それに目を向けてみると、逆に少し楽になれるかもし…

頭に美しい三本の角を持つ神獣――ヤクトニプツェルは、ある一族によって護られているという。もしヤクトニプツェルに手を出せば……。 ミトラという不可思議な生き物が跋扈する世界の、不…

1話完結型ですが、順番通りに読み進めてください。出来れば1日1話読んでいただけると嬉しいです。ラストは特に、1番最後に読んでくださいませ。 抽象画、とでも思ってもらえたら読みやす…

主人公の「私」が異世界に来て、次々と残念なイケメンと出会うお話、にする予定です。 至らぬところは多いと思いますが、暖かい目で見ていただけると嬉しいです。 よろしくお願いいたしま…

あるところに青年が歌を歌っていた。しかし、その歌は誰に注目はされていなかった。 しかし、ある日一人の少女が彼の目の前に現れた。

可愛いアリス。小さなアリス。でも本当に残念だ。君は「本物」にはなれないよ！ うさぎは逃げて、蝶や花たちが笑顔で誘い、帽子屋たちは狂ったお茶会。そこにわたしは混ざれない......…

赤ずきん、シンデレラ、アリス、白雪姫……あなたは内容を覚えているだろうか。 赤ずきんは悪い狼を討ち、シンデレラは魔法でプリンセスに。アリスは不思議の国へ行き、白雪姫は毒林檎を食べ…

両親が離婚をして、悲しみに暮れる一人の少年が、北魚町に引っ越してきた。 北魚町は宿場町を抱える古い町だ。 あちこちに狐の像や、弘法大使の像や仏像があり、お寺とお墓があちこちにあり…

「私」と「叔父」の不思議な和の家での話。 とても、郷愁的で、不思議な雰囲気の作品。 私は、風邪を引いたが、家のすき間の合間から、薄荷に似たすごく気持ちのよい風が吹いてくる。 その…

カサがお喋りするようになった世界のお話です。 カサがしゃべるようになって、世界が変わったかといえば、そんなことはなく。 おだやかな日常が流れています。