「短編 擬人化」を含む小説

２番目、ということで、わたしがカクヨムに２番目に投稿した短編小説から。 擬人化作品になります。

　わたしたちが買っては使い、やがては捨てていくものたち。モノがあふれた時代だからこそ、時には道具の声に耳を傾けてみませんか。 　愛用した品は、貴方のことを愛してくれているかもしれ…

輪嵌村のウェンペと事顕森の小さな物語。

１９６０年、大戦はまだ続いていた。チューリングマシンと呼ばれる人造人間がロンドンの街で暗躍する。ドイツのスパイはいったい誰なのか？　この３人の中に犯人はいる？！ ＊＊＊ 昔、…

【短編】孤高の王者「ユキハヤブサ」。 彼らの生息数は極端に少なく、その生態は謎に包まれている。 ハヤブサを観察する人間たちは、彼らの巣立ちの姿を追い求めていた。 なんでもその鳥…

電撃文庫様の読者投稿企画ようの制作作品です。 ふと、仕事中のスズメバチが飛んできたので思いだしてかきました。 主人公、目を開けると、キンカンの蜜づけに変身？ と、いうか擬人化…

【短編】区立「池ヶ原（いけがはら）公園」 園内には「富士見平分園」という、小さな子供どうぶつ園があった。 訪れる二人の男女と、そこに住む小さな毛むくじゃらの動物たちの、不思議な物…

毎日忙しくじっくり本を読む暇も無く頑張っている貴方に贈る、とっておきの物語達。 人間関係を｢まる｣にしてくれる犬や 猫と不思議な縁のある女の子や 最高に可愛い人生を生きるおばあ…

私と布団のラブストーリー

二十四節気の立春、春彼岸、立冬、立秋、立夏。 日本ならではの、節気を、人に見立ててみました。 自分の出番がくるまで、眠る彼らの、季節の交代するシーンを、覗いてみませんか？ （エ…

　某Androidアプリで、 #人じゃない何かに恋人っぽいセリフを言わせる というタグが流行っていました。 　暇つぶしに遊んでいたら楽しくなってしまったので、こちらで掌編連載…

世の中には信用できない言葉がいくつかある。 たとえば「行けたら行くよ」 または「一生のお願いだから」 あるいは「怒らないから言ってみな」 そして、忘れてはならないとっておきの一…

自ら命を絶とうとしていた俺の命を頼んでもいないのに救ったのは、両親から受け継いだ古ぼけた万年筆だった。 人語を介し、美女に変形し、尊大な態度で接してくるこの怪奇極まりない存在は、…

山の化身二人の話。無限に流れる時のなかの、ひとときの諍い。恋愛というよりは友愛に近いけれど、確かに二人は思い合う。この関係がずっと続きますように。

　実家の掃除をしていたら昔に買ってもらったオセロを見つけた。そのオセロはオセロのようにコロコロと性格が変わる美少女になった。さて、君は白と黒、どっちがお好きですか

人間へと変化した動物ばかりが暮らす地区、通称『擬人街』 ある夜、擬人街に現れた少女は記憶が混濁していて、自分が何の擬人化なのかも分からないでいた。 不安を抱える少女と、少女を取り…

ジャマーに襲われた世界。ジャマーを倒せるのは機関銃娘と呼ばれる女の子になった機関銃だけだった。しかし機関銃娘が各国で孤軍奮闘するだけでは埒が明かないのは明白だったが、国家の利害や…

インフルエンザウイルスと会話ができる主人公・増井祐樹。 きょうも変なウイルスに絡まれたと思いきや……？