僕は蜜キンカン?
かず斉入道
第1話 夢? 現実 ? (1)
(本文)
お~い! みんなぁ~!
僕の事を知っているかい?
……ん? 声が聞こえないなぁ~?
う~ん……では、では、もう一度尋ねるよ?
お~い! みんなぁ~!
僕の事を知っているかい?
……ん? 何? ……ああ、知らないだって?
う~ん、まあ、仕方がないなぁ……今回だけは内緒で、僕の口から説明をしてあげるよ。
僕の名は蜜キンカンと、いう名前だよ──皆さんも覚えていてね……
と、述べた僕だけど、一体ここは何処なのだろうか?
かなり不安にもなってきたよ。だから思わず一人事を述べた。
「……ん? ここは、どこだろう?」
だってね、僕が起きて目を覚まし、開けて見ると──ここは多分?
大きな竹細工で出来た籠の中だと思うんだ?
だから僕は何故このような場所にいるんだと思ってしまった。それに先ほどまでこんな姿をしていたかしら? とも、思ってしまったよ。だから不思議、不思議で仕方がないから腕を組み思案を始める……
う~ん、でも、腕を組んで悩んでもみたけど。元の僕自身が何者であったのか全然思い出さないよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます