「後ろ」を含む小説

第一章 高校一年生の私はある日、学校の廊下で、急に後ろから手首を掴まれて、そのまま抱き寄せられてしまう。 何がなんだかわからない状況の私だけど、廊下には人が集まってきて、目立ちた…

　私は、今日ここから飛び降りる。 　フェンスの向こう側、その視線の先は闇だ。 　一歩進めば、もう終わり。そんな時に、後ろから声がかかる。 「イイネ！君も飛び降り！？」 　夜に…

初めまして、天川裕司です。 ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。 また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。…

俺の名前はローン、自称冒険者見習(笑)だ。 俺は寂れた田舎を捨て大金持ちの冒険者になるために王都へと走る。何かから逃げてる訳じゃねぇ、稼げる冒険者となる為の日々の訓練だ。 俺の後…

　頭部を切り落とされ、傷口に蛆が湧いた女の身体だった。 　村の道祖神の後ろに、四肢を投げ出して転がっていたそれ は、臙脂色の銘仙を纏っていた。八重が好んでいた着物に、 村人の誰も…

クラスメイトの千崎佳那はヘンだ。授業中は寝てばかりで、休み時間は席にいないし、それでいて頭はよくて。 佳那の後ろの席に座る男の子・戸島秋人は興味心から彼女を追って、残酷な「本当」…

深夜1時。残業で遅くなった私は誰もいない夜道を歩いていた。 人気のない夜道は不気味で、嫌な想像ばかりが膨らんでく。お化けが出たら怖いなぁ嫌だなぁと考えながら歩いていると、後ろから…

＜あらすじ＞ 過去のアクシデントを消化できないまま大学生になった玲奈。男子バレーボール部の女子マネに推され、仲間に囲まれて平凡な日々を送っていた。敵のキャプテン谷本の接近に戸惑う…

斜め後ろの席に座っている、菜乃(なの)。最近やたらとこっちに熱い視線を向けているのは知っている。一方で、女の子どうしで一度は恋愛してみたいと思っている私。あくまで菜乃の方から「好…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト 【俳句の部】一句部門 おいしい水 / 初投稿です

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト 【短歌】 ニ十首連作部門 応募作 外を見て 内を見て 底を見て 前を見て 下を見て 上を見て 後ろを見て 先を見て 前を見る

踊り明かしたあとは後ろに回って隙を伺う。 それだけ。

昔から物忘れが激しかった事をもとに書きました とても短いので是非

エンジョー国のジョートの街をとりまくソーラの森に住む魔法使いツロは街で薄汚れたゴミを蹴った。そのゴミは生きていてまだ子供。『家に捨てられた』と言う子供。放置できず森に連れ帰る。 …

畏怖を纏い恐怖を紡ぐ古書店・纏屋書店が扱う本の中でも人一倍質（たち）も胸糞も悪い ４つ目の物語を今語ろう。 　闇を纏ったような大鴉。その幼児並に大きい鴉が飛び回ると人が消える。…

自転車乗りが怪異？に遭う話です。

長らく続いた大戦は、戦線に復帰したフルプレートの老将軍が勝利し続け、100年の平和条約が締結された。終戦を迎えた王国では、来る平和な世を栄えさせるべく、広く門戸を開いた学校を設立…

あらすじ 元高校球児の大学1年生、千葉新(ちばあらた)はある事件をきっかけに魂が半分に割れてしまった。 何もない、どこまでも白い空間で意識を取り戻すと、そこにか神を自称する存在、…

「お前を追放する！」 突然、そう宣告を受けたのは俺ではなく、後ろにいた魔法使いの少女だった。 追放の理由は明白で、彼女が無口で戦闘の連携がとれないこと、リーダーと恋人になるのを拒…