「不可思議ではない。」を含む小説

福岡と岩手の高校生男女が修学旅行先の石垣島で出会い、そこで不可思議な出来事に遭遇する。二百五十年前の巫女と連携しながら各々の状況に対処するふたり。しかし、事態はやがて大きな事件へ…

19世紀ヨーロッパ、某所。世間では産業革命だとか、三角貿易だとか、あるいは啓蒙主義が謳われている。そんな目まぐるしく動き回る時代でも、光あるところに闇は必ず存在するものだ。悪意…

【あらすじ】 　1年前に閉館したナギラ海洋水族館。その水族館の1階に設置されている女子トイレに、【坩堝の調】と呼ばれた洋式トイレがある。 　1階女子トイレの右奥、3番目の個室が話…

「お久し振りです、明人様。昔助けていただいたご恩を返すべく嫁いでまいりました」 　ある日の夜、つい最近失恋したばかりの高校生『綿矢明人』のもとに、『狐坂美緒』と名乗る見慣れない…

横浜市内の理科大学に通う安居院守泰（あぐいもりやす）は、宇宙物理学の研究者になるべく大学院に進もうとしていた。ある日、自分のパソコンに文字化けメールが届いていることに気付く。差出…

短編賞創作フェス第２回参加作 怪奇現象が起こるというトンネルに依頼を受けて向かった平二には気がかりなことがあった。 件のトンネルに入ると事前情報どおりに不可思議な現象が次々と発…

「昼から夜、夜から朝へ。曖昧な時間の境界線で、少し変わった悪魔と出会う。 妖しくも悲しい彼らの声。軽やかに響くステッキとカードの音。 迷い込んだ人間に対し彼らはいつもこう囁くん…

地球儀が地球を飲み、惑星図鑑がアンドロメダを調理する、不可思議な可能性の世界に迷い込んだ主人公。案内役の男に連れられて世界を歩く主人公は「お前になる前のお前はなんだった？」と聞か…

【本編完結済】 キララ、ユウコ、サオリは夜の街に不可思議を探す不良活動を行う少女たちだ。 キララは配信者としてオカルトチャンネルのネタ集めのため、ユウコは怪異との遭遇を通して…

（こちら、完全に趣味で書いてるものの掲載でして、大変自由に書いております。投稿頻度はぐだぐだです。←休載中 どこら辺が青春…？という感じだと思いますので、それでもよろしければ…。…

はい！　こちらは区役所の妖課です。 え、怪異ですか。不可思議なことが起こってお困り……そうですか。かしこまりました。 私共妖課が、お調べして解決いたします。 人形の怪異が現れた…

　その日、街は不規則なビートを刻んでいた。 　午後三時五十五分と五十七秒、大気がわずかに震え、ひとりの少年が空を見上げた。 　空にはクジラが浮かび、逆さまになった碁盤に鮮やかな手…

夢。それはきっと夢。 すぐに忘れてしまう、暖かく、不可思議なもの

朽木探偵事務所は心霊案件ばかりを扱う「怪奇探偵」。 今日も不可思議な依頼に奔走する。

―――――― 田舎で育った年の離れた兄弟２人。父親と母親と4人で仲良く暮らしていたが、ある日弟が行方不明に。 　 父親は何故か警察を嫌い頼ろうとしない。 そして母親は何かに怯…

ある日、周りが回転しはじめた。私はそんな流行に乗りたくない。なのにお母さんまでもが回転しろと言ってくる。 そこへ不思議な男がやってくる。彼は回転していなかった。 そして――戦争が…

「時が何を運ぶかなんて、誰にもわからない、僕も知らない。けれどね、可愛い子、お前はいつか知る時が来る。それだけは、僕にもわかっているんだよ。」 ネヴァエスタは、一度迷い込んだら出…

♪BGM【巨獣の大激突】: (管楽器：トゥルトゥー・トゥルトゥトゥルルー↓・トゥートゥトゥトゥー↑) ドゥンドゥクドゥンドゥク　ドゥクドゥクドゥンドゥク　ドゥッドゥン (男性の…

女性もとい、樋口美雨（ひぐちみう）は当年取って37歳になる。 彼氏はいたが、去年の冬に別れた。 それ以来、彼氏も作らずに独身で過ごす。心配した友人の睦月（むつき）から不思議なブレ…

バレンタインデー。 そんなある日に起こった不可思議な笑噺。