「言いたいだけ」を含む小説

銀山高校文芸部。その部員はたった1人だけだった。だけど、暇な時に詩を書くくらいで部活はほとんど機能していない。 そんなある日、突然見知らぬ女子生徒がやってくる。しかし彼女は主人公…

時はお江戸の町が活気にあふれていたころ。おんぼろ道場に住む二人の兄弟仁吉と佐吉は今日も夏の暑さにうなされ、ついでに腹ペコでした。腹ペコ兄弟の前に現れたのは、旅人さんですが、なんだ…

1話読み切り。平安時代✿短編集 「薔薇」を古語では「そうび」と言います。奥ゆかしくて綺麗な言葉ですよね🥀✨️ ※この話はフィクションです。 ※時代考証は厳密ではありません。…

1506年3月07日。 「ペトレウス総長！戦争です！！」 つんざくような叫び声をあげて、執務長室にノックもせずに押し入ってきた従者の男が息を切らせながら入って来た。 第7代…

生活における愚痴を言い、心のデトックスを図りたい。 生活、苦しいけど楽しんでます。

いままでの男性平均寿命の半分ほど生きて、ようやくたどり着いた自分の生き方。 記憶を思い出し、辿って書き記したモノなので、すべて実体験とは言い切れませんが、 いまの現代社会に対す…

　きさらぎ駅とは、百目鬼鉄道の小さな田舎の駅である。 　この駅の駅員に江藤萌は着任することになった。元々は都市の乗換駅で仕事をしていたのだが、実績が低かったためここに移された。 …

「生霊を出せるようになった！頑張れば、みんなにも見えるようにできる！」と言い出した彼女は次の日から学校に生霊を送ってきた。確かに目にははっきりと映っていたが、彼女には頭から上がな…

「物を大切にしなさい」 従った方がいいかもしれませんよ。

クラス一美少女の同級生の彼女はなぜかいつも俺に下校途中まで送らせる。普段から高飛車な彼女だが、話す内容はいろいろぶっ飛んでいて面白い。今日も帰り道、突然彼女は催眠術を覚えたと言い…

子爵家令嬢カイーナは、公爵家長男トロメアと契約婚約を交わしていた。 カイーナは嫁のもらい手がいないことをガミガミ言ってくる父親を黙らせるために、トロメアは容姿性格ともに完璧であ…

美術部員である相澤のいくつかの苦悩。青春とも言いきれない相澤の毎日に現れた同級生の佐久川。サッカー部員である佐久川には相澤に思うところがあるようで。

トラウマを克服するために、ふたりが選ぶ幸せとは。 百合と言いつつ恋愛要素はかなり少なめです。 梅雨なので投稿。

婚約者同士のマリーとウィルだがある日、マリーが「ねぇ、なんか親の言いなりに結婚ってなんか腹立たない」と言い出し、お互いに一芝居打つことにした。 そこから得られるのは————

ルイーズは緊張していた。 母親を亡くして半年、いきなり父親が愛人と娘を連れて帰ると言い出したのだ。 彼女は知っていた。 この世界が『レディ・ルイーズは挫けない！』というレディシ…

　太陽、希愛、星空、愛華……これらは実は同じ読み方をするそうです。太陽と書いて「ティアラ」、希愛と書いて「ティアラ」、星空と書いて……。 　こういった、いわゆる漢字だけ見ても読み…

「あなたを愛するつもりはございません」 王命による政略結婚で夫となった侯爵様は、数日前までお顔も知らない方でした。 要らぬお気遣いをされぬよう、初夜の前にとお伝えしましたところ…

第30回電撃大賞用あらすじ 　上村隼雄はVR空間を利用した高校に入学し、生活していた。友人の俊範と雛子と交流を持つが、俊範がある時、VR空間での会話の記録を奇妙なアプリで解析し…

国王である父は敬虔で、神へとよく祈っていることは知っていた。 だが、だからと言ってこの暴挙はどうかしていると言わざるを得ない。 父はある日突然、城へと連れて来た女性をわたしの…