「短編 青春」を含む小説

青雲春人は悩んでいた。魔法高校入学が目の前に迫っているのに、自身の固有魔法が何かわからないのだ。両親は一般人、ひいひいばあちゃんが使っていた魔法の先祖返りでもない。二年以上試行錯…

高校生のエミは、友人であるリカのブログを見るのが趣味だった。 ある日、更新されたリカのブログに謎の記号があることに気づく。それはただの顔文字なのだがエミは顔文字を知らず頭を悩ませ…

アラサーまったり女性同性愛。文学女とパリピ。 ※過去に別アカウントにて「同題異和」という企画に参加させていただいたものの再掲です。

藍色の空の下、少年たちは少し大人になる――

女子高校生の主人公・理沙は小説家の叔父と一つ屋根の下で暮らしている。 気難しい性格の叔父との生活はなかなか気苦労が多いけれども、理沙は生き生きとした自分らしい人生を歩むことが出来…

人のいない静かな海で、特に何をするでもない時間を過ごす少年とお姉さんの話です。 自主企画『偽教授少年杯』参加のために書いた短編。

　本短編には、一枚のイラストを元に書かれた二つのエピソードが収録されております。 https://kakuyomu.jp/users/mochimochinomochiR/new…

女子大生ふたりのちょっとした話。 鶴園舞（つるぞのまい）は亀ヶ谷深幸（かめがやみゆき）に恩がある。 それは高校受験の当日に彼女に助けられたことなのだが……。　

「杏菜はさ、そもそもなんで彼氏に合わせようとするの？」 「え、だって付き合うってそういうことでしょ？」 「どういうことよ」 「精神的融合とその証明」 「現代アートみたいだな」 …

クラスメイトに頼まれて午後に草むしりをする話。

初投稿です。

ふたりのわたしのアナザーストーリー。傷心の快を慰めるため、凛と飲みに行くことになった2人…盛り上がった2人は、そのまま一緒に朝を迎えてしまうが、全く身に覚えのない快。凛の事で頭が…

　 佐倉総合高校、弱小文芸部にて。 　今日も小川陽貴は些細な事を調べたがりな厄介な先輩、七海温子の話を聞き流していた。 　ところが帰り際、陽貴は僅かな温子の異変に気付いてしまう。…

　高校の裏にある湖で、太一が正体不明の巨大な魚影を見たその日、幼馴染は謎の失踪を遂げる。 　それから一年。失意の太一は、周りから距離を置くようになり、文化祭の準備にも気が乗らな…

女子高校生ふたりの、ちょっとした話 野々原実里（ののはらみのり）は前の席に座る米倉鈴音（よねくらすずね）がいつも眠そうにしていることに気づいていたが声をかけられない日々を過ごして…

オレには付き合って半年の彼女がいる。 しかし、最近、なんだか彼女と一緒にいるのが煩わしく感じていた。 きっとオレはインキャで、彼女はヨウキャだから不釣り合いなのだろう。 その頃…

「松島愛莉ちゃん」は私の憧れだ。 　みんなの人気者で過度に媚びず、見え透いたお世辞は言わない。それで反感を買ったら堂々と立ち向かう。 　地味な私が化粧品を選ぶ姿を、「似…

主人公勇作は日本有数の私立進学校に合格し進学するも、入学早々"問題"に巻き込まれ、退学処分を受けてしまう。しかし、とくに落ち込む様子もなく。勇作はマイペースなのだ

デザインを家業にしている藍子は、自分が出会った風景の色を色見本で調べるのが大好き。 そんな藍子には好きな人がいる。 ひどく堅い職業に就いているその人は最近藍子には笑ってくれるよう…