ナツノセイ ナツノハナ

餅餅餅

夏の華の精

 この詩はイラストを元に書かれておりますので、先にご覧いただければ幸いです。

https://kakuyomu.jp/users/mochimochinomochiR/news/16817330648479000815

―――――――――――――――――――――――――――――――



澄み渡る冷たい水面みなもに身を浮かべ

広がる情景を仰ぎ見る


色めき始めた木々が葉ばたき

白いうろこは青空をがれゆく

すでに鳴くものは無く

こぼれる雫が水面を揺らす


その美しきを届け

その美しきを受く

それは巡るものへのはな

それは廻るものへのはな


白めき始めた髪が羽ばたき

しろうろは蒼空へと沈みゆく

すでに泣くものは失く

れいなる雫が水面を揺らす


またお愛しましょう


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る