「終わる」を含む小説

　太古から続く秩序と混沌の争いは混迷を極めていた。勇者が魔王を倒せば、次の魔王が現れ、魔王が勇者を倒せば次の勇者が現れる。そうして人と魔族の争いは数千年に及んでいる。しかしイレギ…

俺の全ては姉のために存在していると確信している。 　生命とは姉のために使い尽くすものであり、人生とは姉に消費されるためにあるものだ。 　生きる意味も生き続ける目的も生き続けなけれ…

――アタシには、明日が来ない。 毎日違う「今日」を過ごしている。 二宮沙希（にのみやさき）は、いたって平凡な２５歳の独身ＯＬであったはず、なのだが、今はあまりにも特異過ぎる日々…

もしも24時間後に地球が終わるとしたら。誰もが考えたことのあるお話。

罪はどれほどの贖罪を重ねても消えることはない。 意真諦慈は鬱屈とした日常の中で、犯した罪を悔やみ続けていた。 そんな時に、彼に深く関わる事件で亡くなった母親から、3年の時を経て…

リハビリも兼ねた、お題で作成したSS小説です。サクッと読めるので、お暇なときにどうぞ。 お題はこちら 「青い鳥が羽ばたいて消えた」で始まり、「本当は知っていた」で終わる物語 ht…

『勇者はその身を犠牲に魔王を打ち倒しました』 　そんなしめくくりで終わるおとぎ話は昔話で、新しい魔王が現れてから百年、新しく女神の加護を受ける者が現れることはなかった。 　かつて…

世界が終わる日まで、あと一ヶ月。まさに終末。人々はそれぞれ残された日々をどう生きるのか、選択を迫られていた。これはそんな世界でアルバイトに勤しむ少女の話。

☆多忙につき現在更新停止中。落ち着いたら更新します。 「先輩先輩」 「なんだ？」 「話すこと無いんで話題をください」 「持ってきてから話しかけてくれ」 そんな感じで、な…

賢者の爺さんが言った。 「ほぉっほぉっ、ほぉっ。お主、勇者にならないか？」 「なんで？？あれだろ？魔王を倒しにいく奴のことだろ？いや、無理なんだけど。勇者とかランキングワースト…

５月に産まれた娘の初節句。年内にはひな人形のご案内がいくつも。 買いに行きました。その時のお話しです。 カクヨムの皆さまの短編に刺激されまして、１話で終わるものを書かせて頂きまし…

高校生活最後の体育祭が終わる。各々がその哀愁に包まれながら打ち上げ会場に向かうが、体育委員の二人は会場の片付けに取り組む。決して恋人というわけではない、好きだとかそんなのでもない…

とあるアマチュア小説の世界観が素晴らしくて学生時代に書いたファンアートとしての短文がひょっこり出てきたので、ほぼ原文で記念掲載しました。 物語のラストで核ミサイルが放たれて、世…

少年はあることを望んだ。全てが終わる、その前に。 「ごめんね。僕なんかよりみんなを、助けてあげて」 　これは”現実”を離れ”夢”へと逃げた少年の話。楽しい嬉しい幸せいっぱいの物…

同じバイト先に勤める、至って普通の大学生の女子〈あきら〉と、 進学校に通う金持ちでイケメン、ハイスペック高校生男子の〈昴〉 同じくバイトで知り合った大学の友達、三上は、昴が退…

なお、世界は終わらなかったよ。

もうすぐ隕石が降ってきて、地球は滅亡する。俺は最後の時を彼女とむかえることを選択した。学校の屋上に彼女を呼び出して、自分の気持ちを彼女に伝える。

前作「精霊物語り」のラストから紡がれる新たな物語り。 モチベアップのため、お試しに第一話だけ置いておきます。 続きは読者さま次第！（作者次第だろうが 4／19進捗。 一括りとな…

終わるはずだった… 第二の人生を与えられたら… どのように生きますか？