「＃鬼」を含む小説

人間世界と隣合うように存在する妖怪世界。 ある真夜中、赤鬼と一緒に酒盛りをしていた大入道。話の中で赤鬼が自分が大入道よりも強いと言い始めた。 それに眉間に皺を寄せる大入道。赤鬼は…

警察おたくの茜。「日本の警察は優秀よ。情報収集やその推理も。でも捜査が行き詰まるとき、得てしてそこからの判断（ジャッジ）ミスに寄るところが多い」そううそぶく彼女。そんな茜がジャッ…

並外れた怪力の持ち主が自分より強い相手を探すため怪力祭を開く。そこにやってきたのは細い腕をしたあやしい女であった。

ホームルームで紹介された転校生は、背が高く体付きもがっちりしていた。名前を聞いた時、教室中が凍り付いた。いじめを受けていた生徒と同じ苗字だったからだ。

泉開坂学院、そこは現代にもかかわらず学内に多数の迷宮があり、戦えば経験値を得られレベルアップするという。 ちょっとズレた育ちの少年、稲瀬清高は、のじゃロリ鬼っ子の鈴鹿を連れて、自…

見た目で強がっているが幽霊が怖い男子高校生の乾志紀（いぬい　しき）はギターを心の拠り所にしていた。ある日うっかり目が合ってしまった幽霊につきまとわれて軽音部に逃げ込んだところを先…

クレセンド子爵家に生まれた唯一の男子、アルマは生まれつき重い病に冒されていた。 ベッドから立ち上がるのも一苦労、医者にもいつ悪化し余命宣告されてもおかしくない状況の彼に、当主の座…

木我冴子は夜になると繁華街を散歩を始める。道を踏み違える少女に声をかけ。屍食鬼と語らい、新参者の闇の住人が街に現れたのを冴子は知る……。 KAC第４回お題 『深夜の散歩で起きた…

夜中、キツネのつねたくんと鬼の子のうらちゃんがやってきた。

「どうだい、いい月の夜だ。外に散歩に行かないかい？」 その誘いに対し、Ｘはきっと、相当困った顔をしたのだろう。 何せＸは殺人鬼で死刑囚ではあるが、夜目など利かない、人間なのだから…

趣味と実益を合わせた――除霊！ 有限会社・『黄昏（たそがれ）』、従業員：天之高神（あめのたかかみ） 摩志常（ましとこ）。 有限会社・『黄昏』、社長：蘆屋（あしや） 媛（ひめ）…

とある田舎に出来た大学の新校舎。ここに通うことになる学生たちが居酒屋で飲んでいる。この田舎に過去に出現していたおじさんの話で盛り上がるが…… おじさんが持っていた人形。それらはど…

史向 有些在意的安富的故事 參加了2022年的七夕齋土聯文

バイクにはねられたはずのエビ太郎がいなくなった！？ 一体どこへ……。すると目撃者が現れて。 みおニャンのモデルにした方の代表作はこちら 桜庭ミオさん『鬼だった時の双子の姉をさが…

1888年ロンドン。 世間は正体不明の連続殺人犯Jack the Ripper（切り裂きジャック）の噂で持ち切りだった。 その夜も、私はロンドンの街を散歩していた。 え、連続殺人…

時効により罪を免れた盲目の連続殺人鬼は、数十年前に殺した怪異「くねくね」と再び出会う。

氷の世界から甦り、主人公岩飛ペンタローが通う大学周辺に出現する怪人「氷牙鬼（ひょうがき）」。 ペンタローは亡き父の残したツールでクロスペンダーに変身し、戦いの日々に身を置くように…

宋代の『爾雅翼』にいわく、角は鹿、頭は駱駝に、目は鬼、首は蛇、腹は蜃、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似るとされる。これを『龍』と呼ぶ。

不思議な『貸本屋　せしゃと』で、絵本を読む約束をした私は、約束の相手が来るまで絵本を読んで待っていた。しかし、そこに来たのは、約束をした人ではなくて……。 KAC2023　…