「#和風」を含む小説

そこは何処かで見たことがあるような場所で何処か、懐かしく、ノスタルジー。 ﾞ籠屋縁"<かごやえにし>は不思議な旅館。 色んな事情を抱えた客をもてなします。 行きはよいよい、帰…

見習い薬師の紗結は雨上がりの森で蒼髪の少女と出会う。それは村を揺るがす騒動の始まりであった。noteにも掲載予定

平安の時代。陰陽生橘陰光(たちばなのかげみつ)は依頼を受けた先で誤って得体の知れない異形を解放してしまう。突然の窮地に陥った陰光を助けたのは二振りの剣を携えた男だった。 しかし男…

　美しき彼の人と自分の静かなる日々。 　その短編集。 　“彼の人”・“自分”共に性別や、年齢、関係性等の指定はありません。人間であるかさえも。 　主人公が銀髪の美しい人を世話…

西暦2×××年、日本国を束ねている井出家の次期当主リツキは、改め方として町の平和を守っていた。 が、ひょんなことから、井出家が代々秘密裏に管理していた軍事兵器・姫御子を目覚めさせ…

あの日、色見草の合間に真っ白な鷺を見た。 うっすらと雪を纏ったその鳥が、北の空へ飛んでいく。 私の目の前には、我が子の枯れたような屍体が横たわっている。 死と冬枯れは白鷺の姿…

産まれ落ちてすぐに、母に抱かれることなく幽閉され、忌み子、鬼の子として育てられた赤ん坊。五歳になると、一人の神主へと預けられ、その過酷な人生が幕を開く。 ※元祖魔剣少女の祖先…

老いた親を沼に捨て、代わりに身重の女を授かった。そんな一人の男の話。

父を友を殺され、自らも妖魔討伐隊として過酷な道へと進む少女の物語り。 終戦直後の日本。片田舎の村に住んでいる少女。やっと父親も引き揚げし、平和が戻ったと思われた矢先に起こる事件…

雨音と共に現われ人を攫い、喰うと語り継がれる鬼――〝骨喰み〟 灰ノ国から送り込まれた討伐隊は、目撃地からの文を頼りに急ぎ現地へ向かうが……

　 松浦かなめは、幼馴染の野坂宗也とバディを組んで、妖相手に仕事をするのが夢だった。高校一年生の初夏、かなめの中に眠る“ある方“を起こしに来たという妖によって、かなめの本来の力と…

狐に育てられた少女が繰り広げる和風ファンタジー 一応異世界日本の話なので、 登場人物は全て架空の人物で、名前が似てても歴史上の人物とは一切関係ありませんよ。

「うちって四人きょうだいのはずじゃ……」 　向井小萌の悩み事は、いつの間にか家に居座る「オバケ」 　お兄ちゃんのお下がりをまんまとせしめた上に学校にまで乗り込んでくる図々しさ！ …

山に住む龍の幼子、雨龍は、ひょんなことから出会った物言う椿の木に恋に落ちる。雨龍と椿は少しずつ歩み寄り、交流を重ねていくが……。 雨龍と椿の性別はご自由に解釈してください。 作中…

魔物を狩ることを生業とする一団、マガリ一座。隠密頭領である九郎丸は任務の折、足を負傷し一座を追放される。一本の杖を頼りに覚束ぬ足取りで放浪する九郎丸が出会うは果たして……。 故…

どこにでもいる一般人(人間)・丸ノ内 綾が、 現代で生きる妖怪達と交流する和風現代ファンタジー。ほのぼの日常系主体で時々シリアスになる予定。

記憶を消す呪術師の「私」が再会した友人には、柿の木由来の呪いがかかっていた。なぜ、柿の木に呪われているのか？私は何を忘れているのか？ この短編小説は、僕が書いているダーク百合短…

第７回角川キャラクター小説大賞　W受賞作「姫君と侍女は文明開化の夢をみる～明治東京なぞとき譚」の番外編です。 本編は非公開にしております。ご興味ありましたら書籍「姫君と侍女　明…

どこにでもある田舎・伏見谷で普通の高校生として暮らす平凡(？)な妖狐・壬は、ある日、格も次元も違う鬼の女の子・伊万里と出会う。 彼女は、三百年前に妖狐の谷・伏見谷をつくり世を去っ…