※紹介文を読んで「これって、骨で着飾って企画ですよね? 着飾るのですか? 予想できません」※序を読んで「幻想的な文章……いやまて。これ映像化したら、けっこうグロいのでは……」※破を読んで「うおお、見慣れない文体……。ルビがふっているのに難しいです。 はい。『私の骨で着飾って』きました。彼はどうなってしまうのでしょう」※急を読んで「永遠に朽ちる事のない花ってそういうふうに咲いてたの⁉︎ こわっ! 会話はテンポが良くて読みやすかったのですが、ようやく文体にも慣れてきました」こういう異世界ファンタジーもあるのですね。面白かったです。
王道の時代物、ホラー系伝奇かと思いきや想像をちょっとずつ外していく小説だったなあ……。食えない琵琶法師、さっぱりとした人物描写の中にも個性が見えた討伐隊の人達、もちろん物語のメインの男女など、良い面でも怖い面でも人の恐ろしさを垣間見たような気がします。この作品はもうちょっとその先を読みたい感じもするかな~って思ったんですが、結論は人の熱さを感じるもので、読後感は悪くなかったです。しかしホント琵琶法師食えないやつやな~。
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