「島」を含む小説

季節は初夏に差し当たるこの季節、 若干暑いぐらいのこの時期に 友人４人と無人島探索に来たつもりだったのに、 知らない場所に来ていた……………。 中世の街に落ち立った俺は町の中に立…

気づいたら見知らぬカフェに入っていた主人公が帰り道を尋ねると、ここは死者のくる場所だと教えられた。モリという名前以外の記憶も定かでない彼女は、行き場をなくしてそのカフェで働き始め…

侯爵令嬢マーシア・エミルランドは、文武両道の美貌の才媛。 そんな彼女だが、30歳になったのに、いまだ結婚できないでいる。 というのは、彼女の婚約者である、ロイデン王国の第二王…

妖精王ロモンの六王子の一人、ラモンは乞眼(こつげん)の持ち主だった。 乞眼の能力は「奪う事」それゆえ妖精王や貴族達に卑しい力だと疎まれる。 そんな妖精ラモンの元に、かの騎士王ア…

島アンソロジー企画 on Twitter「#貝楼諸島より」参加作品 貝楼諸島観光局 @kailou_islands

時は十五世紀。沖縄が『琉球（レキオス）』と呼ばれ、三つの小国に分かれて統治されていた頃。それぞれ、北山、中山、南山という国の名を持ち、三国の勢力争いが絶え間なかった。戦国時代が幕…

　魔術と科学の混淆する街――――八島皇国第一都市。第四教区夢乃城砦に住む少年・天野響は、誘拐された妹を探すため侵入した《ミームの巨塔》から脱出する途中に魔法生物の〝天使〟と接触し…

死んだはずのクラスメイトに『コカ島』に集まるように言われ高校三年生の男女六人は船で向かった。島に着き、長い山道を登ると山小屋があり、中で見つけた紙には『お前たちを許さない』と書か…

小さな島の小さな村の物語。そこにはいつもの平和が流れていたが、ある日突然その平和が奪われることになる。なぜ、平和がなくなったのか。僕たちの平和を一方的に奪う権利はあるのか。

100年前。ケルディオン大陸の外れにあるティニドラ島は"大破局"による影響を受けつつも、巨竜の力を借りて蛮族の駆逐に成功した。 人々は勝利に歓喜し、この蛮族のいない新たな時代を…

　能天気なアメとお調子者のスギは、樹精海特務機関ソード・ブリアーに所属する若手の戦闘員だ。世界が緑の樹精・ドライアドに飲み込まれた世界で、空に浮く島アイレルを襲うドライアドから、…

有村裕也は過疎化著しい四国にある大豆島に１０年ぶりに誕生した待望の赤ちゃん、島の期待の星。 この島の住民の6０パ―セントが高齢者。 周りは高齢者ばかり、子供の頃からおじいちゃん…

天正18年、小田原征伐で失敗した石田三成は、鬱憤ばらしのため物の怪を退治に出かける。 陰陽道や修験道を軍事転用した技術「軍配術」を駆使し、三成は女妖怪を倒す。その正体は、神力の低…

「この本を読み終えたらにして下さい」 「なんだシスティ。まさかお前、解けないのか？」 　一度読み始めたら止まらない読書癖のある、論理的思考の女学生システィ。そんな彼女に本を読ま…

霧は濃く、そこら中から悲鳴や怒声が響き渡っては消えていく。 噂が広がり始めたのは安土桃山末期、ある地方で人が一年であっという間に五千人から三百人へと減ったらしく、その間の四千七百…

「ねえ、海璃。宝探しに興味ありませんか？」 　僕らの住む島に伝わる宝と伝説。中学3年生の海璃は幼なじみの拓海と共に、地図を頼りに宝探しに出かける。しかし、その宝は邪悪様に呪われた…

いつから自分の中で限界を作ってしまったのだろう。 幼き頃、誰もが自分は何でもできると思っていたはずだ。 空を飛ぶ、手からエネルギーの波動を放出する、魔法少女になる、ヒーローにな…

普通の学校生活を送る『奥島』は新学年になり昼休みに借りた『永野』の机の上にあった筆箱が自分と同じものであることに気づき、徐々に永野に興味を持ち出す。 この作品は一話ごとに主人公…

世界各地で紛争が絶えない時代。 少女たちが戦う極東の地もまた、国内各地で紛争が絶えなかった。 ５年前、国内兵士の約８割が男性を占めていた。 しかし、極東内のとある地域から突如と…