「引き出し」を含む小説

恋人のいないまま見合い結婚した僕は、恋バナには興味が持てない。そんなある日、引き出しからあるグッズを見つける。それは、かつて僕が身を焦がすような恋をした、思い出の品だった。

子供達が皆独立することになり、私と妻は家の片付けをしていた。 ２階の寝室にある鏡台の引き出しを開けた私は昔懐かしいガラケーを手に想いでに耽る。

ホラーもミステリーも全く不得手なので、大分前に不思議な印象だといわれた作品を引き出しから出してきました。 セルフレイティングを入れておきます。

自分の引き出しにあるおはなしから一部を取り出したものです。 お題が直観なのか直感なのかわからなかったので、両方使うことにしました。 主人公の小学4年生「はじめ」は「直感」を。 …

主人公献上真人は大学2年生。 働いている居酒屋で美郷に株価誤発注ソフトの話を持ち掛けられる。 神司がプログラマーを探して発注する。 出来上がったプログラムを見て２人は犯罪の心配を…

自分の存在が現実とシンクロしないのか。 それとも、この空間が現実から離脱されたものなのか。 なんか、そんな感じの散文です。

怜子は、本当に、夫の匠を愛していた。 それは、まぎれもない事実だ。 しかし、匠は、生来持って生まれた性格で、妻の怜子に、日常のすべてに口出しをせずにはいられなかった。 別に取り立…

日が落ちてから町を見る。天は何もなく、地には光に溢れている。 そこで僕はとある記憶の引き出しを開けた。 １話完結短編小説です。是非是非お読みください。

元国民的アイドルが、違法薬物に手を染めた。警察官を志す僕は、そのきっかけと彼女の過去を引き出していく。

　美少女を愛し、美少女を崇め、美少女に固執する男、剣崎獅童。 　そんな彼が突如目を開けば、見慣れない光景に鎧や剣で武装した怪しげな集団。そして自らを国王と名乗る怪しい男。 …

「何かを書く」ということに飢えが治らないので、引き続き書き続けている『#140字小説』。 10月はインクトーバーと同時開催されていた『Witchtober』と綺想編纂館（@Fic…

全7話。 友情と恋愛を通して、隣に寄り添う人の暖かさに気付く物語。 抻毅(しんき)…過剰共感体質であり、他者の表情から情報を多く引き出しすぎてしまう特性を持つ。そのため、常…

ルーンクレール島。 大陸の西にある小さな島で、魔女と使い魔は身を寄せ合ってひっそりと暮らしていた。 レイラは、魔女。 得意な魔術は、筋肉の動きを補助し、運動能力を高める魔法。 …

　この世界の人間達は、〝装備〟から力を引き出し、恐るべき魔物達に対抗するのが常識。 　けれど超危険な魔境で、一人サバイバル生活をしていた青年ナクトだけは――全裸にしか見えないのに…

主人公天草 愛斗（あまくさ あいと）はある特技がある、それは脳の潜在能力をある程度、意図的に引き出したりすることだ。 そんな特技を持った彼が大人気VRMMO USWをやり、はちゃ…

魔族との戦争をしたのは数百年前とはるか昔の話。 今や人は人、魔族は魔族という考えになり双方平和に暮らしていた。 しかしここ近年、魔族の異常な活動をし始め、もしかして新たな魔王が…

灰村（はいむら）シンディは夢の中で光り輝く本を手に入れる。 しかし翌朝、その本は彼女の腕の中にあった……開くとその内容は『シンデレラ』の童話本。 その童話本は優希に問いかける………

僕にとって言葉を生業とする人というのは、言葉の無限の可能性を引き出して、伝えすぎないことと伝わらないことの境界線を曖昧にすることが役目だと思っている。そうすれば遠く離れていても想…

　決して自分を許せないことがある。 『咎負い』 　自分自身を殺したくなるほどの罪、すなわち咎を背負ったものがあるときから不思議な力を持つようになった。 　だがそれは施しなどで…