「おいで」を含む小説

小説家志望の高校２年生、清藤 晃はある日夢の中に雷凶 大牙を名乗るムカデが現れ「君の世界を作った。ちゃんと79個あるよ。存分に楽しんでおいで」と言われた。目が覚めると知らない天井…

こんなにもハードルの高い恋をどうして選んでしまったのだろう 俺を恋人にする気なんてこれっぽっちもないこの人に わかってるくせに意地悪で意地悪なくせに時々優しくする 俺の心は揺さ…

日本海を見下ろす断崖のラブホテル。 従業員は二人の姉弟だけ。 そこは何故か《死にたがり》が集まってしまう。

秘めた思いがあるなら俺の元へおいで。お前の口を塞いで誰にも言えない心をいただいてやるから。

自分より大きい男にしか興味がないという晋平の、クマさんな恋人との乙女チックな恋愛とは。 「こっちへおいで」のスピンオフです。 こっちへおいでを読んでいなくても問題ありませんが、…

【同題異話SR -March- 『桜花は一片の約束』参加作品】 幼い頃に宿場町の旅籠屋に拾われた李花《りか》は、初潮を迎えて客を取ることになる。 女将の勘違いから李花を指名した…

この物語は、推敲も何もかもせず、ノリといきおいだけで展開していく

わたしが好きな男の子は人気者です。 いつも離れて彼を見ています。 それだけで、わたしは幸せです。 いつも遠くから僕のことを見ている、あの子。控えめで遠慮がちな、あの子。 …

悪いことは重なるもので。 いつも運転してくれる先輩の突然の欠勤。慣れない運転。事故による交通渋滞。 カーナビ通りに来たのに、どうしてこんな山奥の細い道で立ち往生してるの？ 細い道…

身近にある不思議は実は簡単なことだったりするんだよね。ほら、そこにもあそこにも…… 意外と転がっているかもね。 そこのアナタもお困りかい？ だったら…… そんな時はうちにおい…

とある時代――平安の時に封じられた「ものたち」が、来るときに、封印が溶けるまで守り抜く 役目を持つ者たちがいた、彼らは守ることができるのか

私こと静城妖香（しずき　あやか）は妖怪、都市伝説なんかの怖い話が大好物バッチコーイ！　な普通の女子高生！ 学校帰り口裂け女に出会い、思いっきり泣かせちゃった!? そこに出て来た…

　おにさんこちら　手のなる方へ 　あっちの水は　あーまいよ 　こっちの水は　かーらいよ 　なかまはずれの　おにさんこちら 　おいでおいで　手のなる方へ

父親の研究所から問題発生ーー当時5歳だった「彼女は」忙しそうな父を支えてあげたいと思う だが、研究所から逃げ出した者たちは、どこへ行ったか不明 そんな中、父親がいいんだ、それ…

追い詰められて立ちすくむ時、袋小路に閉じ込められた時、未来に希望が見えなくなった時。 真夜中の祠においで。 心からの祈りを捧げれば、親切な神様がきっと助けてくれるから……。 …

セスナ機が墜落した現場で、わたしは一人の子供に出会った。 「欲しければ取り戻しにおいでよ。梟のところに」 謎の言葉を残し、子供は去った。 わたしの姉の頭を抱えたまま。 あれは…

地獄にはどんな印象をお持ちですか 暗い恐い痛い苦しい そんなところでしょうか？ しかしそれ程嫌なところでは御座いません。なごむ場所や自然の生物に触れる庭など様々な娯楽に富んだ素敵…

　父は、今をときめくハリウッドスター。 　母は、その道に知らぬ人なしと謳われた伝説の塚ファン。 　父の血に、母の情熱が合わさり生まれ育てられた僕の幼馴染は、息をするより簡単に…

　小学四年生の草太はある日、不思議な女の子である獣姫と出会った。

十七歳、顔も知らない大人に会いに行った。その人はココア一杯を飲むあいだだけ話をきいてくれて、はたちになってもまた会いたかったらおいで、と言った。 二十歳、わたしはその人にたどりつ…