自作小説のクラスメイトキャラに転生(性)した俺が主人公達と共に物語を紡ぐ話

ΔレインΔ

第一話 お告げ

「あーねみぃ」

AM:6:27

今日も徹夜でネタを考えていたがさすがに限界が来てしまった。これ以上つづけると世界観ががどんどん雑になっておかしくなりそうだったので軽くメモして布団にくるまった。

「行ってきまーす!」

妹の声がする。そういえば昨日友達と遊びに行くっつってたな。そんなことを考えながら俺はスッと眠りについた。


ΔΔΔ


―――ん?

「やぁ、こんにちは」

―――誰だあんた

「僕かい?俺は大牙。君が生み出した神以上のナニカ・・・かな」

―――はぇ~そうなの・・・は?

「どうかしたかな?」

―――いや、え?俺が生み出した?いやいやありえねぇって

「でも私はここにいるよ?」

―――ってかそれ、わざとやってんだろ

「話の変え方が雑いにゃぁ。ま、そうだけど。キャラが定まってないのがキャラ、でしょ?」

―――おっそうだな(思考放棄)とりあえず用件だけ伝えてくれ。

「そうだね。まぁ単刀直入に言うと君を招待しに来たんだ。君の考えた79の世界にね」

―――俺の考えた世界は80あるが、後の1は・・・今いる世界か

「正確にはこの世界にできるだけ近づけた別の世界だけどネ。答えは・・・聞くまでもなさそうかな」

―――ったりめぇよ。そんな面白そうな話、乗るに決まってるだろ!

「いい返事がもらえて何よりだよ。それじゃ、ウチはこの辺で」

そう言った後、俺の意識は徐々に薄れていった。


ΔΔΔ


「・・・知らない天井だ」

そう、見覚えのない天井だ。そして見覚えのない部屋。なぜか女の子の部屋っぽい感じがするがまさか!俺は慌てて部屋にあった姿見鏡を見た。

「あんにゃろ・・・かわいいじゃねぇか」

そこに映っていたのは、俺、清藤晃きよふじ あきらではなく・・・まだ名前しか考えてない所要キャラ、十郷そごうイツカだった・・・。

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