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幼い頃、私には親友と呼べる子がいた。 いつも一緒にいたのに、彼はある日を境にいなくなってしまう。 『僕、明日魔法使いになるんだー』 そんな言葉を残して、私の前から消えるだけでなく…

「災いが来る……」 少女はこの国ヤマトに忍び寄る危機を察知していた。 そしてヤマトには後に災いと戦う姉弟がいる。 その名はマソラとアマトと言い、この国の立派な兵士になるべく日々…

『神の前では等しく平等』この理念を信じる牧師はある日一人の魔族と出会った。 怪我を治し、教会にまで住まわせた。そこから二人の日常は始まった。

伝え方を失った私の物語。

毒を吐いたことから始まりました。あまりに自然発生的に綴ったものなので、作品と呼べるかは定かではない。 受け取り方は任せます。

次、高校生になる人達へ。 高校生活を３年過ごした私から贈る少し変わった物語。

東京で暮らす大学生と、地元で勉強に励む浪人生。 かつて同級生だった二人は、離れた場所で互いを思い出す。 互いに憧れ、嫉妬し、そして―― 正反対な二人の『現在』と『過去』と『未来…

高校2年生の湊裕子は、４年間想い続けた同級生の男子に告白する前に縁結びの神社に立ち寄った。 それと同時に妻とヨリを戻そうとする男性、東条霧矢もその神社に立ち寄る。 二人はお互いの…

どこかの女の子がなにかを感じて不思議ワールドにfall onする話。学校の課題として書き始めました。拙い文章でなかなかの急展開なのですが、不思議さと言葉の美しさを味わっていただけ…

過去に未練がある。 そう思わない人間はいないと思う。 だって生きるっていうのは選択の連続だからだ。 例えば朝ごはんをご飯にするかパンにするのかといった些細な選択から高校受験のよう…

夢の中に存在する魔術師たちの集いの場、幻夢領域のエクス魔導図書館で司書を務める主人公のプトレマイオスが、淡々と仕事をして魔術師たちの研鑽のお手伝いをするストーリー。

人が作り出す知能、所謂人工知能『AI』が独立して自己増殖を始めて数百年、人々と独立した機械達は覇権をめぐり戦いを繰り広げ、結果として宇宙が多くの残骸に覆われ、月も割れ、空を覆い尽…

小説コンテストに応募しようとする女子高生大庭葵（おおばあおい）は、宮原知大なる人物が書いた「ボーアの鏡」というSF小説を読んでしまう。 「ボーアの鏡」は葵の未来を写していた。着実…

「…今日は雨乞いしないんですか？」 雨が降る中で悠陽は、目の前にいる人物──コノハに傘を差し出した。 コノハは悠陽と傘を見比べた後、ヘラっと笑った。 これは勇気とほんの少しの“…

　今日は年に一度地元で開かれる花火大会の日。いつもよりかわいくおめかしして、めったに着ない浴衣で身を飾って、いざ家を出る。 　花火の好きなところ、もちろん綺麗なとこも好き。だけど…

どこか遠い世界の話。 その世界では、勇者が魔王に打ち破れ、世界全体が魔王軍に侵略されていた。 部下達がせっせと開拓を進めていく中、魔王は─── 「我、家庭菜園したい」 「我も人間…

かみさまでした。 私が愛したのは、かみさまだったんです。 あのひとにだったら殺されても良い、あのひとにだったら全部与えて良い。 そう思えるほどに、愛していました。

悩める中学生の日常の1ページを切り取りました。