概要
さよならは、記憶に残ってしまうから
幼い頃、私には親友と呼べる子がいた。
いつも一緒にいたのに、彼はある日を境にいなくなってしまう。
『僕、明日魔法使いになるんだー』
そんな言葉を残して、私の前から消えるだけでなく――私の世界から消えてしまった。
何故こんな話をしたかと言うと――今目の前に、教室の中に突然、見知らぬ男が現れたからだ。
カクヨム甲子園創作合宿2024 第3回テーマ「発明」参加作品です。
いつも一緒にいたのに、彼はある日を境にいなくなってしまう。
『僕、明日魔法使いになるんだー』
そんな言葉を残して、私の前から消えるだけでなく――私の世界から消えてしまった。
何故こんな話をしたかと言うと――今目の前に、教室の中に突然、見知らぬ男が現れたからだ。
カクヨム甲子園創作合宿2024 第3回テーマ「発明」参加作品です。