概要
小説家もどきの大人の恋。そして書籍化のときの裏話もちょっと書きますw
【校正補助】田原直子
『光風の伝言』、『僕が恋した図書館の幽霊』に続く、『光風の伝言シリーズ』の最新作です。
東京で大学を卒業して進学塾の講師をしている翔《わたる》は、かつて1冊だけ書籍化を経験した素人作家。
彼の作品はそれなりに高評価を得たヒューマンドラマだったが、なぜかとある出版界の大物がそれを酷評し、そのうち作品は忘れ去られ、現在、彼は書きたい物語を書けない抜け殻となっていた。
その後、ペンネームを変え、安い異世界ばかりを書いていた彼だったが、そんな彼に『賞が獲れる小説の書き方を指導して欲しい』という愛加里《あかり》が現れる。
彼女の作品に助言をする毎日を通して、少しずつ『書きたい物語を書く』という想いを取り戻していく彼。
そして、その想いはいつしか彼女への想いと変ってい
『光風の伝言』、『僕が恋した図書館の幽霊』に続く、『光風の伝言シリーズ』の最新作です。
東京で大学を卒業して進学塾の講師をしている翔《わたる》は、かつて1冊だけ書籍化を経験した素人作家。
彼の作品はそれなりに高評価を得たヒューマンドラマだったが、なぜかとある出版界の大物がそれを酷評し、そのうち作品は忘れ去られ、現在、彼は書きたい物語を書けない抜け殻となっていた。
その後、ペンネームを変え、安い異世界ばかりを書いていた彼だったが、そんな彼に『賞が獲れる小説の書き方を指導して欲しい』という愛加里《あかり》が現れる。
彼女の作品に助言をする毎日を通して、少しずつ『書きたい物語を書く』という想いを取り戻していく彼。
そして、その想いはいつしか彼女への想いと変ってい
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!書籍化1冊。それだけ。だけどその1冊が誰かの心を揺れ動かしていく
過去に書籍化を経験した翔(わたる)は、現在東京で塾講師をしています。
出版した本は1冊。
その一冊が、とある大物から酷評されました。そのせいもあり、なかなか次作にめぐまれなかった翔。
現在はペンネームを替え、小説投稿サイトで『異世界転生もの』を細々と書いていました。
そこに現れたのが愛加里さん。
ひょんなことから知り合った彼女は、翔に「賞が取れる小説の書き方を指導してほしい」と言い出します。
戸惑いながらも彼女の指導を引き受け、そして知ることになるのは彼女の過去や、「どうして賞を取りたいのか」という理由。それは……。
主人公翔は、過去に一冊だけ書籍化を経験します。
ですが次が続き…続きを読む