僕の気持ち(イズミ編)

第18話

……僕は…今。これからの進路について

話し合う為に、…いわゆる…"実家"へと

向かっているところです。



先ず、「マザー」が居る。"孤児院"へ向かう。



…僕には…両親がいません。

ずっと、孤児院で育ったのです。

優しいマザーに、愛され育ちました。


色んな境遇で、この孤児院へ来た子供が

たくさん居ました。

僕も、その1人でした。


マザーの話しによると…

僕を、産んだ「母親」は、とても若く

『女性と言うより、"少女"』だったと…。


その少女は…決して、自分の事は

話さずに。…ただ、

「この子を、助けてください!

どうか、元気に育ててください。」

と、懇願したとの事でした。


マザーは…少女の気持ちを汲んで。

何も聞かずに、僕を

この孤児院へ迎え入れたのです。


本当に、マザーには感謝しています。



…コンコン。

「マザー、いらっしゃいますか?イズミです」


…「どうぞ~お入りなさい、イズミ。」


マザーの部屋へと入り、

「ただいまです、マザー!😊✨」

「おかえりなさい。イズミ♪🍀」


「…イズミ、なんだか顔色が良いわね。

お友達との生活は、順調みたいね✨」

「はい♫とても、順調ですよ❗️」

「あら✨良かったわね~。で?…私に、

相談があると電話くれたけど何かしら?」


「えっと、マザー。僕、専門学校を…

辞めたいのです…が、駄目でしょうか?…」

「…そうなのねぇ。学校で何かあったの?」


……「実は。僕、クラスメイトに…

"仲間はずれ"されていたのです🥺💦」

「…まぁ!そんな事が!?

イズミ?…何かあったら、すぐ私に、

話して良かったのに…

さぞ、辛かったでしょう?💦」

「…マザーに、心配かけたくなくて

言えませんでした…ごめんなさいです。」


「でも❗️マザー、辛かった僕を

助けてくれたのが、コージくんなのです❤️」

「そうなのね。…イズミ。あなた…

そのお友達に…"恋"しているのですね?✨」

……「え?💦」


僕が…"恋"!?……コージくんに?////💦

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