研究所

第25話

……数分経過………。


「…………………んー…まだかなぁ?」


イズミが、"意識がない"状態って…

どーゆー事なんだ……??

…何がどうなってんだよ(泣)


今、焦っても意味ないな…

「親代わり」と、言う人の到着を待って、

話を聞くしかない!




……………………………。

あ、あの車かな?…スゲエ高級車だ。


その車が、スーッと俺の前で止まった。

そして後部座席のドアが自動で開いた…

中を見ると、初老の女性が乗っている


「井川 晃司さん?」

「…あ、はい。」

「どうぞ、お乗りください。」


「…失礼します。」


俺が車に乗り込むと、車はすぐに発車した。


…「初めまして、晃司さん。

わたくしは…相沢 泉の親代わりの、

孤児院の者です。」


………え?…こ、孤児院?

イ、イズミって…孤児だったのか……。


って、今!それは関係ない!!

イズミの容態が、最優先だ❗️


「あの!さっき電話でイズミの意識が

無くて、眠っている状態って…

いったい!それは何でなんですか?!💦」


「……緊急避難行動です。」


「は?…………緊急、…避難行動??」


…「イズミの脳には、"AI(人工知能)"が

組み込まれているのです。。

自分の頭の中で処理できる

一定の情報量を越えてしまうと、一旦

思考を、停止して…ラボへ帰還する様に

……設定されているのです。。」



…なんだよ…ソレ………。

なんでイズミが?…………………AI?。

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