下校

第4話

俺は午後の授業が終わると!ソッコーで!

隣のクラスの、イズミを探した♪


(えーと…あ!、いた居た!!♡)


「イズミ!一緒に帰ろうぜ!♫」

「あ、晃司くん。一緒にって…方向同じ?」

「同じだろ?桜並木ん所、通るだろ!?」

「…え!?そうだけど…何で知ってるの?」


(イズミは入学式の時の事覚えてないのか…)


「まぁ、細かい事はいいじゃん!

一緒にかえろ~!♪」

「はい、でわ一緒に帰りましょう。」


(よっしゃ~♪俺は、こんなにウキウキした

気持ちになったのが初めてだった♡)


学校を出て、2人並んで歩き始めた。

「なぁ?イズミってどこから通学してんの?」

「あ、はい。僕は北区の◯◯町からですよ」

「…え!?マジ?そんな、遠くから?💦」

「はい!晃司くんは、どちらから?」


「俺は、めっちゃ!近いぜ!歩きで15分の

中央区◯◯通りだからな♪」

「え、それはいいですねぇ!羨ましいです」


「俺さ、1人暮らししてんだよ。

部屋がな、2部屋あるから→前は友達と

ルームシェアしてて家賃半額だった!

でも今、1人で家賃全額支払いだからさ💦

カツカツな生活なんだよ~💦(笑)」


「そうなのですね、誰かシェアできる人が

見付かると、良いです~!」


「…あ、そーだ!!イズミ、おまえが

うちに来いよ!♪

北区からの、通学なんて…疲れるだろ?

な?…な!そうしようぜ!!♡」


(初めての恋なんだ!ダメ元でもいい!

…頼む!一緒に、暮らしてくれ~!!💦)


「………僕がですか!?」

「うん!うん!他に誰が、居るんだよ?

同じ、学校なんだしさ♪…どお?」


(あー、ドキドキする!頷いてくれ~!)


「…はい。でわ一緒にお願いします!」


「え!?マヂ!…いいの?

やったぁ~!!♡めっちゃ!嬉しいぜ!」


俺は、思わずイズミに抱き付いていた(照)♪


「こ、晃司くん!…く、く、苦しいです💦」

「あっ、…すまん!あまりにも嬉しくてさ♪」

「喜んでもらえて、僕、有り難いです♫」


(やっべ!…俺、ドキドキ止まんねぇ~♡)


「そだ!俺の住所、メールに書いて!

送るから♪早く、引っ越して来てな!」

「…晃司くんって、気が早いのですねぇ(笑)」


(くぅ~♡イズミの笑った顔!最高だな♪

嗚呼……ヤバイな初恋ってスゲーわ///♡)


そして、次の日曜日に!

引っ越しが決まった♪万歳♡!!

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