レシピ

第6話

…「ふぅ。…まだかなぁ~?」

俺は、イズミの荷解きが終わるのを

首をなが~くして、待っていた。


おれも手伝う!って言ったんだが…

イズミが「恥ずかしいから駄目ですよ///」

と、言って聞かなかった💦


(男同士で、何が恥ずかしいんだかなぁ~?

"鶴の恩返し"みたいな感じだな…笑)


「お~い!イズミー!もう終わるかぁ?」

痺れを切らして、ドア越しに声を掛けた。


「はい!晃司くん、もう終わりますよ。」


「お!そーなのか♪✨早く早くー!

終わったらさ、どっかメシ食いに行こうぜ!」


………ガチャ。

「終わりましたよ!お待たせしましたぁ~」

「なぁ♪部屋ん中、見せてくれよ!」

「え!?見たいのですか?普通の部屋ですよ」


俺は、イズミの部屋の中を見渡した♪

「ほぉ~!!……って…。あれ?意外と

シンプルな部屋なんだな!?」

「そうなのですよ。普通の部屋です♫」


「よし♪イズミ!!メシ食いに行くぞ!」

「…あのぉ。僕が、作りますよ?」

……「えっ!マヂで!?料理得意なのか?」

「いえ、得意と言うか…作れますよ。普通に」


「やった!イズミの手料理かぁ♪楽しみだな」

「ありがとうです。でわ、材料有りますか?」

「…あ、すまん!俺、料理苦手でさ…

材料になりそうなもんが…ねぇんだわ💦」


…「でわ、材料買いに行きましょう!」


(ぉぉ♡なんだか、新婚さんみたいな展開♪)


「おぅ!行こう、行こう♫」

「はい。行きましょうか!」


あ~!!なんか、買い物デート♡みたいで

めっちゃワクワクするー!♪

俺って、幸せ者過ぎるだろ!!

恋って…素晴らしい♡


……あ~💦…………贅沢を言うと。。

イズミと…"手を繋ぎたい"とか♡

思っている、俺。…でも、さすがに

イズミが…嫌がるよなぁ、、男同士だもんな

…ここは、我慢だ!💦

2人暮らしは→まだ始まったばかりだ!

それに、俺が"イズミに恋"している事は…

超極秘事項だしなぁ……。。


「……くん!晃司くん?」

「えっ!?あ、はい!どしたイズミ?」

「いえ、呼んでも。返事が無かったので…

どうかしました…か?」

「あ!ゴメンな、ちと考え事が…

じゃない!イズミの得意料理は何かなぁって」


(慌てて本心を誤魔化す、↑俺💦)


「僕の得意料理ですか…。何でしょう?」

「…って…おいおい!本当に作れんのか?」

「はい!作れますから、大丈夫ですよ。

晃司くんの好物は、何でしょう?」


うゎ♡俺の好みを、作ってくれるのか!!

嬉しくて♪内心→ガッツポーズ😆👊❤️

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