離さない

第28話

―10日後―



「…はぁ、、」


イズミの帰りを待つ俺は…

なんとか、自分の理性を保つのに必死だった



イズミが、いつ目を覚ますのか…?

…そして俺のところへ戻って来るのか?

何もわからない、この状況は過酷だった。





……………………♪ピンポーン。



…ん?

………………えっ?!


静まりかえっていた部屋に

インターホンの音が響いた!!


俺は、慌てて玄関へ向かう

……イズミなのか?……………。


ドアを開けた、、










…!!


「コージくん♡ただい…

俺はイズミを、おもいっきり抱き締めていた


「…かった。」

「コ、コージくん?苦しいですよ…?」

「良かったぁぁーーー!」


イズミを抱き締めながら、

俺は…涙が溢れて止まらなかった。





一頻ひとしきり泣きまくった俺は

我にかえった。…すると、


「…コージくん。ごめんなさいですよ」

「イズミ…謝らなくていいんだ、

帰って来てくれただけで!ガチ!嬉しいから」

「そうなのですか?ありがとうです♡」


くぅ~////やっぱ!イズミかわえぇ❤️✨

最強過ぎるだろ!その笑顔!!


もう、我慢できずに……kissと、思ったら


「…コ、コージくん////!!

そろそろお部屋へ入りましょう?」

「…え?あー!そうだな、部屋入ろう!////」



俺は嬉し過ぎて♪その場所が…

まだ、"玄関"である事を忘れていた!(笑)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る