【第21話】夢
今日は月夜の【魔法の書店】へ行く、不思議な夢を見ましたよ。
いつも通り日記を書いていると窓が風に吹かれて音を奏でていた。その方を眺めたら【銀色の馬車】が浮いていて────これは夢だと気づいた。
不思議と恐怖感はなく、窓の音に誘われて開けると涼風が頬を撫でて心地よい。近づく馬車の扉が開いて……気づいたら乗って移動していたの。
勝手に紅茶を出されるし、飛ぶ馬車からの景色は街の明かりが金平糖みたいで最高。
はちみつも用意されていたから、とろ~りとスプーンで混ぜる。縁に残った甘みはそのスプーンを口に含んで味わう。次に口に含む紅茶の温かさが丁度よく香りが広がっていく。
満足した私はまた金平糖のような明かりの景色へと視線を戻すを繰り返していた。
しばらくすると、見慣れた通りに降りて扉が開くと目の前には【魔法の書店】。夢にまでアルバイト先が出てくるのかと思うと、面白くて笑っちゃうけど私にとって大切な場所だからかな?
あとは勝手に導くようにランプが付いて闇を淡く照らす。店内を通って、開いた魔法の書庫へ入った。そこは私の望む空間へと魔法のように変わる……
魔法で模様替えするような変化を楽しみながらソファへ。そして……っていう、これからでしょ!? というところで目が覚めました。"夢"はお預け、否、"夢"は美味しい所を残してくれている。
最近ちょっぴり落ち込むことがあったから、きっと夢見たのかも。なんて思っています。夏の夢はどこか短く、温かみも感じた今日でした。
【今日の一言】←魔法の書店SNSでつぶやいてるもの。
皆さまお仕事や学校、お疲れさまです!
最近どんな夢を見ましたか? 記憶の整理なのか想像力なのか分かりませんが、意識せず、見るまでどんな夢か分からないって面白いですよね。
さて、アイスなど食べすぎのせいか、このごろ胃腸の調子を整えたくて和漢素材30種類以上配合のお茶を飲んだのですが、すっごく芳ばしい香りで美味しかったです!
ほうじ茶のような、ハトムギ茶のような味。お通じが良くなるので便秘の方にオススメです。食べ過ぎ注意ですね……皆さまも体調にお気をつけを!
それではまた明日!
──つづく。
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