【第31話】ひより日記

 本格的に冷え対策しないと外に出れない! マフラーに耳あてレッグウォーマーを履いて書店へ行くようになりました。


 魔法の書店では、生姜の本を料理本コーナーのメインに設置しました。準備中、前より学生が増えたように感じます。学校休暇に合わせた勉強スペース開放のおかげかな?


 あ、そうだ。店長にBGMを有線から落ち着いたピアノ曲やクラシックに変えたいと相談したら変えてくれました。これで書店の滞在時間が増えれば嬉しい……


 あっという間に2024年となりましたね。わぁ、書きたいことが沢山あって悩ましい。昨年後半から積極的になってきたこともあり、色々物事に触れて学ぶことが多かったので……何から書こうか嬉しい悩みです!


 やっぱり魔法の書店といえば、本。ということで、最初はビビッと創作エネルギーを得た書籍の話から。図書館で借りた本です。


【アルケミスト】著者/パウロ・コエーリョ

アメリカ大統領など幅広い人に愛読される、魅力あるポルトガル文学。


●おすすめポイント●

夢を追いかける全ての人、そして何かを始める人、成し遂げたい人へ送る、前向きな本です。


”傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりも辛いものだと、おまえの心に言ってやるがよい。夢を追求している時は、心は決して傷つかない。” アルケミストより引用の名言。


 恐れて何もしないより、失敗した方が良いということですね〜


 物語の旅の中での発見、そして驚きと幸せの最後。ビビッときました。


 さて、もう一つは日本文学の金字塔といわれる作品。


【こころ】著者/夏目漱石


●おすすめポイント●

『私』と『先生』、名無しのまま話しが進んでいく。言葉の一つ一つに想像力を掻き立てられます。時代の転換期に読むと作中とリンクしてオススメです。

※心に刺激が強い作品かもしれないので、ハッピーな時に読むことを勧めます。


”あなたの心はとっくの昔から既に恋で動いているじゃありませんか。”こころより引用。


 最初はゆっくりと、徐々に読み進める手が止まりませんでした。日本語の語彙力、表現力が上がりそうです! (上がるはず……)言葉の一粒一粒が鮮やかにビビッときました。


 古典文学に触れてみたいから始まった年末年始の読書。古典文学に恋をしてしまいました。恋愛という意味だけじゃなく、広い意味で、人は自分に無いものを求めるから、もう『恋』で動いてるのかもしれませんね。


 昨年に続き、今年もビビッと来たものを受信します!


【今日のつぶやき】

 皆さま、明けましておめでとうございます! 2024年もよろしくお願い致します。


 今年の目標は……いま風邪を引いていてボーっとしているので、治してから目標計画を立てて日記に書きますね! 皆さんも風邪にはお気をつけて〜


 ひより日記はカクヨムでの毎日投稿が明日で終了いたします。またnoteで溜まったら投稿となります。


それじゃあ、また明日! 


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