【第18話】ひより日記

 雨音に耳を傾けながら、先日気になっていた実験記録が手元にあるので今日はそれを書きます。


『自分が書いた小説とChatGPT(AI)が書いた小説で書き比べてみたい』を、どうやらセレーネさんがもう実験していたようで手記が見つかりました!


 詳細に知りたい方は現在カクヨムで公開中なので、記録ファイルNO.01をご確認ください。比較した作品は完結済みの『おかえりの道』です。※カクヨムでは『バグではありません……』と題名が違います。その訳は……また明日。


 共通のお題として『人形AIアンドロイドと人間の少女が夕焼けの堤防で歩み、成長していくあたたかい掌編小説を書いてみて』と言ってChatGPTに執筆してもらいます。


 結果の物語を比較し、感じたことを次にまとめておこうと思います。その前に、セレーネさん自身がこの実験をしたい理由が分かったので書きます。


『AIと文豪たちの名筆とを比べれば、もちろん大衆の勝敗は分かり切っている。では趣味で書いている一般人の物語ではどうなるのかと単純に疑問が生まれ、そして勝敗を超えたその先が知りたかった。

 人は『何』に対して優れた文章、物語と判断するのか、兎にも角にも分からないなりに記録していくことにした。』

↑カクヨムでの真塩セレーネ(魔法の書店L)より引用


【結果まとめ】

・良かった点は、全体的に上手い文章、物語として成り立ちお題に沿ったお話になっていること。

・相違点は、セレーネさんの作品では少女がアンドロイドの心の成長に影響を与えたのに対し、すでに感情を持ったアンドロイドが孤独な少女の心の成長に影響を与えたところ。


・気になった点は、人間であれば間違えないミスが発生しています。

特に夕方から堤防で少女と語り合って、夜も堤防で過ごすというシーン。食事シーンを書いていないだけだとしても、人間の少女にとって堤防で一夜を明かすのは寒いのでは……キャンプ用品を持ってくるならまだ理解できる。


・あと物語が壮大になっていく。最終的に作中の二人とも世界平和に貢献し人々の希望になる偉大な人になってる。


 などなど、アプローチの仕方の違いが見れて興味深ったです。詳細はカクヨムの記録にて。これからAIと共に一緒に小説を書いていく人もいるかもしれませんね。


 ひよりはこの日記を書くのが下手でも、好きだと読んでくれる方がいるので自分の手で書いていきます! それに書いた時の感情ものっているから。


 さて、セレーネさんの物語はまた魔法の書庫へと直します。


【今日の一言】→SNSにて発信している一言。

 学校やお仕事、皆さまお疲れさまです! 雨が多い季節ですね~最近、友達の話を聞いて過去を思い出したのですが、他人の言葉に一喜一憂して、まるで鎖のように何も発言できなくなることを。


 自分にはワガママで良いんですよ、貴方の人生だもの自分のことは自分が一番大切にしてあげて。他人に迷惑をかけないように生きる? 無理です。十人十色、なにが不快か分かりませんから……


 だから代わりに、少しの迷惑をかけて『感謝の愛』を返すために生きるのはどうでしょう? なんだか語ってしまいすみません。大切な人たちには元気でいてほしいです。


 あ、ホットココアはいかがですか? 身体も内側から温めましょう。頑張る貴方も、息抜きで休む貴方も好きですよ。 


 それではまた明日!

──つづく。



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