神ひらく物語ー神帝国編ー

緑の髪の少女ヒラクには水に記録されたものを読み取る特殊能力があった。
自分という存在のルーツに迫るため、一度は失われた母との絆を求め聖地プレーナへ。
ヒラクのそばにはいつも異国の美少年ユピがいた。

やがてヒラクは「勾玉主」として覚醒する。勾玉主は偽神を滅ぼし、真の神を導くといわれていた。

ルミネスキ王国は、神を名乗る神帝を滅ぼすために勾玉主を探していた。
そして勾玉主を見つけ出す任務を負う希求兵の一人ジークはヒラクにたどりつく。
さらにユピがかつて神帝国を追放された皇子だったことがわかる。
敵対するかに見えたヒラクとユピだったが、ユピはすべてを捨ててヒラクと共に旅に出る。

ヒラクは、まず最初の勾玉主である黄金王が所持していたという伝説の「王の鏡」のことを知る。
さらには次の勾玉主とされ…続きを読む