概要
銀の龍の背に乗り、あなたに加護を――
聖女シャルロッテは教会の中でも異質。
黒が忌み嫌われる国で、黒い髪を持って生まれ、聖女の証『グリザの花』を額にいただく。
その聖力は乏しく、聖女としても末席だったのに、辺境伯領に行くよう使命を受けてから、彼女の聖女としての力が問われることになる――。
精悍な顔つきでありながら、国境を守るためにストイックなまだ若い銀髪の辺境伯の元にシャルロッテは向かう。
そこでシャルロッテを待ち受けていたのは思いも寄らない真実だった。
黒が忌み嫌われる国で、黒い髪を持って生まれ、聖女の証『グリザの花』を額にいただく。
その聖力は乏しく、聖女としても末席だったのに、辺境伯領に行くよう使命を受けてから、彼女の聖女としての力が問われることになる――。
精悍な顔つきでありながら、国境を守るためにストイックなまだ若い銀髪の辺境伯の元にシャルロッテは向かう。
そこでシャルロッテを待ち受けていたのは思いも寄らない真実だった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!切なくて甘い溺愛
聖女でありながらも、不吉とされる「黒髪黒目」の持ち主シャルロッテは、教会の要請により浄化のため西の辺境領へと向かった。
ところが仕事相手だと考えていた辺境伯ユーリエからは初対面だというのに求婚されてしまう。そこには深い理由があった――
シャルロッテの、黒髪黒目ゆえの自信のなさと、聖女としての清い姿勢。
それらは物語の軸となっていて、自信のなさは、ユーリエから愛されることによって徐々に解消されていき、愛とは強いものなのだと思わせてくれる物語です。
また、周りのキャラクターも魅力的です。
シャルロッテの侍女シイナ、昔なじみのパズ、ユーリエの血縁や親戚たちは、ユーリエと共にシャルロッテの成長を…続きを読む